おれも政官財ヤクザと接しての実感として、そう思う。
こいつらに庶民を加えた、いわば大多数の日本人や各業界に。
ヤクザは政財界の依頼で追い込み潰し殺しをやる。従来通りでいいならば従来通りに決まった手順でいつもどおりつぶすなり殺せばいいが、だいたい国家の末期でつぶされ殺されるのは「つぶれかけた国を救える人材」ばかりだ。旧来利権にとってジャマだからと言うだけで殺される。口を開けば旧来組織勢力の腐敗と思考停止のことしか言わないからだ。
だからヤクザと公務員を見てれば日本の実像はほとんどわかる。
筆談で語った与謝野馨
http://gendai.net/articles/view/syakai/138556
会話は筆談になる。記者が聞くと、与謝野がペンを取り、答えを書く。痛々しいが、日本の政界への不満と怒りはすさまじかった。
政界の現状に対して思うところを聞くと、〈日本の現状に対する認識があまい〉と書いた。具体的には財政、経常収支、資源の調達困難、競争力の低下、産業の空洞化、高失業率、食糧問題の深刻化、ユーロの弱体化などだとする。
それなのに、政治家は権力闘争に明け暮れている。
〈権力闘争に明け暮れると、日本は本当に沈没だ〉〈政策論争はすこしはやれ〉
与謝野は紙に書き続ける。野田への注文を聞くと、こう書いた。
〈小選挙区制は諸悪の根源〉
インサイダーレベルの情報ではすでに、日本経済ヤバイは周知である。ゆえに来年以降どんどん「救いの無い現実」が無数に発生する。すぐにごまかしきれなくなる。
すでに倒れたシャープなど家電各社だって、いっっくら身売りやリストラを繰り返したって「全く将来見通しは立たない」のだ。今までとは違う。日本はオシゴトがもらえない。
そんな事態の『恐ろしさ』がわかってない高級政治家がいたり、庶民層はわけもわからず今まで通りデパ地下にいったりして暮らしている。
年収600万プチ富裕層から、フリーターや無職に転落している元シャープ正社員たち。これからこれが各社各業界で次々と大量発生…
堤防の決壊や、警戒水位超えみたいなもんで、キャパ＝閾値を超えてしまうと連鎖していく。だがパニックを恐れこういうことはことが起きるまで決して世間には知らされない…まるで原発事故のときの過剰な火消し工作みたいだが、基本は同じだ。『大きすぎる大過』におおいて政府がやることは毎度が原発事故の火消し工作と同一である。小規模で補償や対応がかなう場合のみ迅速に動く。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120904/1346724371
