先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

原発に疑義をとなえた湯川博士

http://www.asahi.com/national/update/0427/OSK201204270081.html
 日本で初めてノーベル賞を受賞した湯川博士は、原爆で開発された技術が未熟なまま原発に転用され、基礎研究もせず導入されることに懸念をもち、初代の原子力委員になったが、1年あまりで辞任した。


http://wiki.yukawa100.org/index.php?%C5%F2%C0%EE%A4%C8%B8%B6%C8%AF
 湯川は1956年1月、原子力委員会の設立とともに、その委員になりましたが、初代原子力委員長・正力松太郎や政府の原子力政策に抗議して、4月に委員を辞任しました。湯川の『自選集 3』には、原子力関連の随筆3編が収められています。その中でも、3番目の「日本の原子力―急がばまわれ―(1957年)」と題するものには、原子力政策に対する鋭い批判が記されています。湯川の抗議・批判に皆がもっと耳を傾けていたならば、福島第一原発でこれほど過酷な事故は起こらなかったのではないかと思われます。

http://ideaisaac2.blogspot.jp/2011/06/hideki-yukawas-words-about-nuclear_13.html
湯川:研究が発展し、応用の範囲が広くなるにしたがって本来の目的以外に、人間生活に思いがけない大きな影響を及ぼすことにもなるのである。科学の応用が人類に感謝される成果を生みだすか、あるいは反対に人類の恐怖の対象となるか、科学の本街道からの分れ道が天国への道になるか地獄への道になるか、科学者としてまた人間として、私は何度も反省をくりかえしているのである。

読売のトップ(CIAの重要エージェント)が委員長じゃそりゃ…
いまおれたちが保安院や政府に感じる憤りどころではなかっただろうな…


技術と学術を無視した、政治家と役人と、商売人のせいで…爆発事故は約束されていた。


何度も言ってきたが
「話を聞かない、頑固で腹黒い、政治家と、商売人が、国を滅ぼす。」


そういう奴らに限って、エリートでえらいから、頭がいいし、頭がいいやつも金持ちもいっぱい寄ってくるので、
下々の言うことなんか聞けるかよと、おれんとこには御用学者も専門家もいっぱいそろってんだから、おめえごときは何も言ってくるなと。そういうおごった態度に満ちている。


 ◇


インターネット・ジャーナリスト岩上安身が、福島第一原発施設内取材の後に甲状腺に異常、つねに妙な疲労感。
http://togetter.com/li/286719

原因は「免疫力の低下」
甲状腺以外の腫瘍マーカー検査項目はすべて正常値
放射線の影響が出るのは甲状腺だけ」と断言していた主治医との間で、気まずい空気が。


おれもそろそろ飯舘村周辺を巡回だけしてくるが、フル装備でのぞみたい。密室であるクルマでいける人はそこまでしなくても空調を切っておけばいいけど。