先従隗始・温故知新

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福島第1原発:2号機の圧力容器底部の温度計に異常

どうせすべての熱電対温度計は同時期に寿命がくるんだから
はやめに別ルートから代替品を挿入しないと…なんか作業員の被爆線量管理のうえで大変らしいけどね。


元データセンターSEとしては、予備機がないこと自体に恐怖を覚えるわ。比較対象も出来なくなってるし。

http://mainichi.jp/select/news/20120415k0000e040120000c.html
福島第1原発:2号機の圧力容器底部の温度計に異常


毎日新聞 2012年04月15日 12時19分

 東京電力は15日、福島第1原発2号機の原子炉圧力容器底部にある温度計1個が、正常な温度を計測できなくなったと発表した。

 容器の同じ高さには、3個の温度計が取り付けられているが、うち1個は2月に急激な温度上昇を示してすでに故障と判断されており、この高さを計測する正常な温度計は1個となった。

 東電は「残る1個で底部の温度は監視できている。(容器底部が100度以下とする)冷温停止状態が維持されているかは、ほかの位置の温度計も含め、総合的に判断する」としている。


 ◇


日本では、ソ連と違い非民主でも完全中央集権でもないため、計画的に強制的に一斉に、大規模な農地の造成や改変ができない…チェルノブイリ事故後にソ連各国が行ったのは農地の大規模除染…表土と深層土の入れ替えであった。日本は小作単位で個人個人が農業してるのでこれが不可能…(だから政府側もウソをついたり消極姿勢になる…除染すると言えば詰め寄られるし、補償も増える…あと百年嘘をついてしらばっくれ「ああ、じつは健康被害が出るのか、しまったぁ知らなかった〜」で済ませるつもりだ…つまりは悪循環。ウクライナベラルーシやロシアのほうがずっと好循環だったのは皮肉…あちらは政府主導で役人が毎日幼稚園と学校の庭を線量測定し、その場で0.3μsv超過したらその日はその場所は生徒立入禁止措置である…これが戦国や江戸の日本なら殿様が土地を召し上げてとっとと除染して使えるようにしたろう…ソ連と同じく)


つまり日本のほうが、農業においては、今後はチェルノブイリ事故周辺地域よりも『悲惨 難儀』
・民主的でリーダー性のない議会と政権
・小作農単位でちっともまとまらないバラバラ農業実態


すすまないぞ、除染も、線量を減らす努力も…いつまでも阿鼻叫喚の悲鳴ばかりが続く。そうして福島宮城や関東各地から、農家が減っていく…


青梅市も農産地なのでこれを恐れて、除染とかいった一連の対応に非常に消極的で、各地で線量計測を常にやってるおれたちヘビーアマチュア連中からすれば、市報に掲載してる放射線測定結果の『数値を改ざん』してるのがバレバレなぐらい。わざと低い場所を計るぐらい普通にやってるね。
同じ学校で俺が計ると1μでも、市が計測するとなぜか0.25μになる不思議…だがこれは南相馬市文科省がやった手口…避難勧奨地点の決定に当たり補償を減らしたい政府は、住民が自分の線量計で「ここが一番高いから、役人さんもここ計ってよ」といっても頑として応じなかったと…

http://mainichi.jp/select/news/20120415k0000e040133000c.html
食品セシウム新基準:相次ぐ出荷停止 頭抱える生産者ら


生産者や自治体からは「予想以上に厳しい」「終わりが見えない」と悲鳴


新基準値(一般食品は1キロ当たり100ベクレル)が4月から施行
森林総合研究所茨城県つくば市)によると、シイタケはキノコ類の全国年間生産量(約36万トン)の3分の1を占める。キノコ類は植物の根に当たる「菌糸」が集まってできているため、葉や茎などもある他の農産物と比べ、セシウムを含む割合が重量当たりで高くなる。


茨城県林政課は「原木を除染している業者もいるが、森林の除染が進まなければ、今後も木が汚染される。対策の立てようがない」。おがくずを用いる菌床栽培にすればセシウムの影響を低減できるものの、原木栽培は個人農家が多く、転換するには栽培施設の整備費がネックになる。

時すでに遅し…後手、後の祭り。


・集団農営方式への段階的転換
・政府リーダーシップ、アドリブ決済の強化(効果に疑問がないか第三者監視機関設置)
・県単位の産地表示をやめて、市町村単位、地区単位の表記を推進する(広域巻き添えの防止策)


いわば
・厳格にやることが決まってる交響楽指揮者のスタイルではダメで(杓子定規の役人政治家的)
・楽譜なし、即興アドリブ前提の、グループJAZZ方式を大幅に導入するしかない…(各自の状況判断で全体のウマを合わせていく)
・「前提より実際」実情に合わないことを平然と放置することが許されない時代になった=すでにパラダイムシフト後


卑猥な意味では、理論上は規則的にピストンすれば子を授かるはずだが
実際は相手を見ながら、自分の状態を見ながら、調子をそろえないとまずうまくいかないというようなハナシ。案外に長期不妊の理由に多いそうだ…じぶんで高い壁を作って独りよがりで心が閉じてしまうわけだな、片方か、両方が。それではまるで『片思い同士の衝突』と変わらない…。あるいみで右翼左翼の衝突もまたセックス的な行き違いによる衝突に過ぎない。


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きょうの別記事エントリーと関連http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120415/1334461614


ぼく、そのお小遣いがないと死んじゃうもん!
じゃあしねば?
みたいな、親離れした19歳にありがちな光景を思い出した。


原発は、一度運転するとなかなか止めない、止められない
ズルズルと第二第三の原発爆発を呼び込むのは必至だ…なんせ現代の国際社会=地震テロ・魔術テロ=表舞台の兵器戦争はオワコンで水面下の魔術戦争が隆盛の時代。これまでとは発想転換…スイッチしないと『敵』を見誤る。


・1万ベクレル/kgの肉でも、食べないと死ぬ、と言ってるに等しい
そこまで、…そぉこまで、追い詰められてたっけ????
こう、『ちょっと引き出しを探せば小銭ぐらいあったレベル』でないの???集金でよくあるんだよね…お客が小銭ないとかいって、こっちもないと言うと、「じゃあ」と奥へ行ってほぼ9割方見つけてくる…


「ごねるだけなら一番楽だが、ごね得の末路が一番悲惨である」My格言

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120415-OYT1T00196.htm
 関西経済界は、夏の電力需給の行方に神経をとがらせている。

 原発が再稼働せずに2010年並みの猛暑となった場合は、関電管内は18・4%もの電力不足に陥るからだ。

 2割程度に上る節電を達成するためには、政府は、産業界による通常の節電努力を超えた休日シフトなどにより、メーカーの大幅減産といった影響が避けられないとしている。

 関西に大型工場を持つパナソニックやシャープは、円高によるコスト増で巨額赤字に苦しんでおり、主力のテレビ事業を縮小している。パナソニックは、原発が動かず節電を求められれば「生産に大きな影響が出る恐れがある」と警戒している。さらに、火力発電への振り替えで電気料金が値上がりすれば「ものづくりを続けられない」(首脳)と悲鳴を上げる。

 関電の試算では、大飯原発の2基が再稼働した場合でも、電力不足が解消するのは昨年夏並みの暑さの場合(3%の供給超過)だけだ。10年並みの猛暑なら10・8%、5年間平均なら8・2%の電力が不足するとみている。


関連記事エントリー
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120416/1334536107
麻薬がないと暮らしていけない!


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最後にアニメソングで原発問題…
「なぜ人は傷つけあうの?しあわせに、小石を投げて」