先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

東秩父村で簡易除染した。

おかげさまというか、まあ自助努力が実り
昨年末にエンジンがスティックして浪江町に行きそびれた件、ひとまず解決。異音も抵抗増も動作異常もなく原状回復。

もはや混合兼用になったが(混ぜ混ぜタンクも混合用オイルもトランクに常備)、零度近い秩父山間部の峠をいくつも走破してなお、ノートラブルだった。おそらく同じトラブル再発条件(戻し焼き付き条件)をそろえない限りは大丈夫…二度とそのようには乗らないから。

青梅>岩井堂>299BP>飯能署を左折>北上して県道11をひたすら>秩父市内〜299で山伏峠へ。峠は定峰峠、山伏峠、小沢峠ほか。山中は0〜2℃。基本的に「ナラシ」でもあり、焼き付き後ゆえに全開や急開閉を避ける丁寧で抑制の走り。

前代のリード100も結局いろいろあって、入手後すぐに警告灯断線でオド1万kmでオイル切れ焼き付き、その後はずっとタンクにオイルぶち込みながら乗って冬に堅いスズキオイル使って外環298でスティック失速してから発作を繰り返して以後はオイル量増やしてごまかす…3万km後半でキャタライザー腐食し粉々になり排気管内でカラカラ踊りだし排気抜けがよくなりすぎ焼き付いてついに死亡(腰上移植試みるも当然に無駄だった…なんか大端がガクガクしててちゃんとクランキングしない)、エンジン換装後もマフラー交換せず走ったらすぐ死亡(ここでやっとキャタの意味に気づいたが遅かった)。享年4,2万km…二度と環境対策のキャタ付きには乗るまいと誓った(こんな対策がなかったら焼き付かなかったし、換装後のエンジンも4万km以上使えた)。BMW四輪でもおなじトラブルが絶えなかったそうだ。いわゆるキャタ脱落。

…という経験があるから、兄貴のリード90も同じように運用できる。おそらくあと2〜4万kmは走れる(メーターが一周を超える)。途中で足回りと駆動系が先にダメになるので部品取りが必要だが。

ちょうど帰宅時がオイル補給タイミング。オイル燃費に変化はなかった=ポンプや流路に異常はない。混合の分だけ総オイル消費量が増えている(分離オイルの約半量)…この状態が「新たなるベスト」ということだ。真冬でも、すでにガソリンに混じってるオイルは油膜切れ予防には最適である。低温であるほど、オイルが低温に弱いほど、分離給油では必ず混ざり具合にムラができる。高速度で低気温環境を長く走行して燃焼室が高温となり、かつ冷えて粘度が高くなったオイルのせいでムラのあるオイル供給で、そこへ赤信号停止のためスロットルを戻すと…燃焼室内が半密閉されつつオイル供給不足になるなので燃焼室内がオーブン状態で高温乾燥し、高温に弱い部分が油膜切れて乾燥して焼き付く。部位は主に排気ポート部分などである=排気される部分だから油膜が切れやすいのか(ヘラでオイルをこそぎとるような効果もあるのか)。
真ん中で二分されてるポートの場合、真ん中の細い部分で焼き付くこともあったような(これは熱が逃げにくい構造的な問題かな)…そういう設計はスポーツモデルだけど。


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東秩父村。ようは道中で計測をしてきたのだ。
定峰峠への登坂に入る前に左手に公園がある。いかにも山の集落で利用するコドモが少なそうな…じべたが草原であり、線量が高い条件だ…さっそく計測。意外にも芝が少なかったのであまり高くなかったが、滑り台出口じたいが、利用者が少ないため藻が(苔?カビ?)表面に生えており、こいつがやや高い。0.4前後。

田舎だからどの家も遠く、誰かに言うのも面倒だし(理解してもらえるとは思えない、専門知識だから)、さっさと手持ちのウェスで掃除つまり除染。10分もかからないしな。
滑る面はおおむねピカピカにしておいた。むろんつかったウェスは持ち帰って捨ててしまう…セシウム線量の塊だからね、立派に放射性廃棄物だよ。

道中には児童養護施設もあるので、やっすい菓子詰めやリサイクル家電やサブカル系グッズなどを寄付しておいた。もはや震災と原発事故の被災地の被災民も、そういう物資的なものは充足して、ご当地で自給できてるらしいので、そうした物品は近所にふるまうことにしたのだ。ちなみに伊達直人さわぎの遙か以前からやってることである。決してミーハーではない。

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参考。都心でのバイク便歴(終盤は社内トップ売上)がある俺も納得できる証言。

リードって便利だな♪その30
161 :774RR[sage]:2007/09/24(月) 23:57:46 id:SrG/amhA
2〜3年前だか、知り合いのバイク屋に出入りする
2人のバイク便ライダーと仲良くなって話しを聞いた
所、メーター一周はそこの営業所で数人いる、と聞いた。
そしてその2人の内、1人もそうで実際に一周と2万ちょい
のリードに乗った事がある。普通に走るもんだよ、驚いた。

カウルのびびり音は多少あったが、たいした事ではなかった。
結局、乗り方やメンテ次第で答えは出ると、実感した。


カウルが徐々に振動が増えてビビリ音が増えてくることへの対策…
・ガムテ、ビニテの活用で、カウルの固定ネジが無効になってる部分をしっかり固定。
・ヘッドライトAssyは歴代スキマが大きすぎるので、肉魚のパックを切ってスキマへねじ込むと防振が長持ちする。なるべくカッコよくなるように工夫しよう。