先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

帰るな…

誰も、あなた方の健康など保証していない。


補償する気も無い。むしろ逃げたいから600ページ申込書だの、甘すぎる避難準備区域解除などをやる…
基本姿勢でもう丸わかりだ。「多少危険な地域に民を帰してでも、責任逃れたい、国際原子力利権の脅しに屈したい」と。


http://www.asahi.com/national/update/0925/TKY201109250394.html
 避難準備区域、30日に解除へ 福島の5市町村の一部


政府は慌てて日本経済維持のためにゴマカシを続けてるだけ。
厳しく立ち入り禁止区域を設定すると関東が壊滅、もしくは著しく減退しかねない。
緩すぎると病人続発することも内心わかっている。
その、緩すぎの手前が、甘すぎる避難区域解除だ…


それともまた、農水省のようにうまくやるのか…
「あれえ、今年の米から500Bq出ちゃったよ…おっかしいなあ」
わかってたくせに、わかってなかったふりをして
責任を逃れつつも、なんとなく民に気づかせるという…こそく


まあ、まだその方がましだけどな。結局は「やっぱり解除は無茶でした」という結論を出すための芝居ならば、まだ。


国会質疑で叫んだ児玉教授も、
「kmでくくる避難区域割りは無意味」
円内よりはるか遠方でも高線量ホットスポットはごろごろ出てくる、計測地点次第としかいいようがない、大気飛散放射性物質とはそういうもの」
「ヒトゲノム読破以降の最新医学では、染色体が無事に再生する確率は低いとわかっている。奇形となった染色体が増殖し20年後ぐらいに高確率でガン発病する。また低線量被曝でもこれは起きる」


と、専門知識(放射線医学、チェルノブイリ現地医療と接点を持った経験)を生かして訴えている。国会での後も毎日、現地で除染作業しながら、訴え続けている。


まさに、負のシンデレラストーリーだ…宝くじが当たるように、誰に当たるかワカラナイのが、
大気飛散放射能およびそれが水土壌に混じった後の、健康被害である…


たき火のすすがあちこちに舞い飛び、どこにどれだけ降り注ぐか…そんなもんわかるわけがない。
ましてガンマ線X線は数百m先から飛んでくるのだ。線源位置特定も、除染も、困難を極める。



google


google映像


ツイートの一例…KenSoghor
故郷に帰すという形の棄民。見捨てられたな。RT @olivenews政府は27日、東京電力福島第1原発から半径20〜30キロ圏内にある福島県の5市町村を対象に設定された緊急時避難準備区域について、30日に解除する方針