先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

今年の山菜も美味

まだヒメタケ類の笹の子が取れる。
タケノコがあっさりとして、アクがない感じ。
よく山の旅館の御膳で、飾り物を兼ねて出されるトンガリ


あとは定番のワラビ。豪州では違うワラビーを食べるらしいが…


で今年はカワリハツもチャレンジ。スポンジ部分のぼそぼそ感が個性的。
ゆで汁も、なんともいえない美味なダシになってる。


いずれも、とにかく採りたてなので、味を付けるとか、料理にするとか
「とんでもない」


最低限ゆでて、刺身で食べます。味がとにかく深いのです。
だから、ちょっとだけ食べてももう、すごく栄養を摂った気分になる。
嬬恋で、キャベツ収穫作業の、現場の畑で好きなのむしっては食べる、あの醍醐味。
畑に座って、そこにあるキャベツの残骸を適当にむしって食べる。
まだ生きてる、けっして売り物では味わえない深い味わい…
こういう食し方って、コース料理、割烹料亭レベルではよくあるけどね。
一品づつ、時間をかけてあじわう。それにふさわしい深い風味の高級食材。


こういうとき「ごちそうさまです」と、つい合掌してしまうのです。
都会生活に足りないのは、『中身』なのかもね。空っぽだとはよく言われるけど。