先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

AMAZON販売 中国製ウェアラブルカメラ FHD SPORTS 和訳集


システムエンジニアは英文マニュアルを和訳する日々。


英検は3級だけど和訳は仕事柄お手のものなので、お手伝いします。DVR-Q2なども使い方教えたり、修理も承ります。
英文マニュアルにわからない文節があったらコメント欄からお問い合わせください。どんな機種でも和訳はいたします。


・音声検知録画機能 VXD
60デシベル以上の音声を検知すると録画を開始します。3分ごとに停止、または新ファイルを作成してループします。
When the voice is more than 60db,The camera will start to shoot video,The loop is 3min.


IR赤外線モード ON/OFF(赤外線ライトONでの撮影方法)
1.OKボタンを3秒以上長押し
2.黄色灯が点灯します
3.OKボタンを3秒以上長押しすると停止します
(ビデオモード、写真モードいずれも同じと思われる)


日時設定方法
1.パソコン上などで「time.txt」を作成
2.そのtxtファイル上で編集する「任意の設定したい日時たとえば【2016010100 Y】と記述する…末尾がYなら日時が動画・写真ファイルに表示され、Nなら映像・写真には表示されず本体の日時設定だけが行われる
3.設定したtxtファイルをカメラ本体の最上層ディレクトリへコピーする
4.SDカードをパソコンへ挿入している場合は、これをカメラ本体へ挿入する
5.カメラ本体を電源ONにした瞬間に日時設定が行われる=電源ON時点の日時をtxtファイルへ記述すると良い


使用してわかったこと=説明書不記載。
・バッテリー駆動時は、パワーONから約1分間でオートパワーオフ?(でも赤灯が消えたままバッテリー減ってるような…)
・充電中に電源OFF>ONしてシャッターボタンを押すなどすると撮影モードになる=USBバッテリーパックが使える=この時はオートパワーオフしない
・モバイルバッテリーからのUSBケーブルを接続し3色LEDぜんぶ点灯時にシャッターボタン連打してると、5秒間LEDが消えて、その後に赤灯がついて、通常の撮影モードになるっぽい。
・なのでPCとつないでもデータ転送モードになるだけで、撮影モードにすることができなかった。
SANDISKのExtremeなど、書き込み速度が明記され高速なSDカードじゃないと、録画がコマ落ちしやすい…けどいいSDカードでも処理落ちはする、ただ回復が早い印象=CPUやキャッシュがしょぼいっぽい
・小刻みな振動ではなく、大揺れしてる時に撮影が勝手に止まりやすい。振動によってシャッターボタンが勝手に押されたようになってしまうようだ


・すぐ日時設定が吹っ飛ぶ…数日置いておくだけで…バッテリー容量が少ないのですぐバッテリー切れする?
・とにかく急に撮影停止する…これは画像品質よりも致命的…固有振動によりシャッターボタンを押したとみなすらしい
・モバイルバッテリーで動作する外部電源モードにするためにUSBケーブル抜き差しを繰り返してフリーズしたらもう日時ファイル吹っ飛ぶらしい…一部スマホでもその動作の際に同じことが起きる場合があるようだが…つまり日時表示機能があまりあてにできない…



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いわゆる粗悪品、より少しだけマシという程度の「いい加減な設計」
中華製ノーブランドの宿命…


車体にマウントしても落っこちるとか揺れまくるとか、防水ケースなのに水漏れとか、話になんないので


日本のメーカーで開発設計も生産もしてきた俺が、メイドインジャパン品質をぶち込んだるわということで


まずは「キャットアイLEDヘッドライト」と一体化でハンドルマウントできるユニットの開発。
カインズホームで500えんもかけない。M3ボルトなんて2えんだもの…


防水ケースのマウントネジ穴はなぜか、世界標準のW1/4インチではなく、M5なので…ばかかこの設計者…
ユリヤボルトM5買ってエラストマーシートでスペーサーしてマウント。


しかも防水ケースなのに、テーパードパッキン…ふつうダイビング用は丸パッキンだろうが…
んでパッキンと接触する本体側は金型パーティングラインのバリがそのまんま…ころすかチャイナ…
さらにちょうつがいが緩すぎて、ドアを閉めてもドアが傾いてて水漏れ…ジェノサイドすっか中華…
仕方がないから本体側接触面を研磨して面取りし、
蝶番はプラバン0.5mm貼りつけてシムとし、
パッキンにワコーズのラバーグリスを塗布し…
水密検査してみるととりあえず洗面器ぐらいなら漏れなくなった。シーリング強度からして水面で泳ぐぐらいなら水密確保できそう。潜水だと水深2mが限界かな…3mからググっと水圧増すからな。


付属の洗濯バサミじゃゆるくて薄くてすぐ落っこちる、割れる…散々だ。
頑丈なステンステーをボルトオンで、キャットアイオフセット型の車載マウントを新造。
さらにリストマウントバンドも付属のパンツ用ゴムじゃなく、マジックバンドに変更。


日本のメーカーがそのまま設計を継承して製品化できる仕様とした。


ステンステーとか、ロックナットとか、エラストマークッションとか、
こういう細かい気配りが実務経験者ならでは、ということで。
何時間ロングライドしてもブレませんよ。そういう強度設計なんで。まだリジッドMTBでの山中クロスカントリーは試してないけど。


どう考えても衝撃で外れる形状なんで、リピートタイで追加固定し、SDカード脱落も防止。
スマホの充電ベースじゃあるまいしなんだこの爪2つで固定仕様…Chinaああああああ!!!!!!!

ユリアネジM5x10mmに2mmエラストマークッション。カメラマウント部の標準的構造に準拠。
ライト照射を邪魔せぬようステー曲げ加工。


01/23
すこし改良。
マジックテープ巻きで固定だと、布地なのでのびてしまい、山道でガッタンガッタン揺れるとズレてきて落っこちてしまう。
なので画像にある、カメラ固定バンド用のと同じ、太めのリピートタイ(耐候性)に変更。


ずり落ちてくるのは、ステーの脚部に貼りつけたエラストマーゴムが滑りやすいのも原因。
なので滑り止めゴムシートをはりつけて改善とした。


01/26

改良版でクロスカントリーを撮影してみたが…


手ぶれ補正のジャイロが搭載されてないのでご覧のとおり。視覚以上に激しく車体とともに揺れる…
映像を見てると酔ってしまいそう。
https://youtu.be/SQTw7A8iTLc
ヘッドマウントにしてもたぶん大差なし。折りたたみ自転車にブロックタイヤのリジッド仕様だから揺れが半端ない。
オンロードがせいぜいだね。
https://www.youtube.com/watch?v=o7PaO91NNEw
まぁGOPROでMTBダウンヒルの映像っってどれもヘルメットマウントだけど。
でもダウンヒル高速セクションってじつはなだらかなんだよね…起伏の激しい場所はジャンプだから。
七国峠阿須丘陵ってどこまでも木の根っ子だからリジッドだとむちゃくちゃ揺れるからね。
https://www.youtube.com/watch?v=K3loqVJnxLQ


手ぶれ補正にフルサスMTBだとこのとおり。ただのソニーのカード型コンデジをヘッドマウント。
http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-HX5V/
https://www.youtube.com/watch?v=h01IdKDjgCM
GOPROでハンドルマウントでもこのとおり。
https://www.youtube.com/watch?v=778DrVMzO4c
ただGOPROにジャイロはついてないので、映像編集ソフトで補正してるだけかもね。


うちのはキャットアイのヘッドライトへくくりつけてるのだけど
このヘッドライトをマウントすると結構ガタガタに大きくぐらついてる。これもかなり振動を増やしている。
さらにステンレスのステー一本なのでこれも振動する。
ラバークッションを介しているためこれも揺らす。
振動対策だけでもやることは幾つもある。


01/27
荷扱い用のマジックテープバンドを流用し、ヘッドマウントしてみたが
なんと防水ケースに入れると、まったく音を拾わなくなる…ぽんこつやなあ。
https://youtu.be/96_G329CCWI
ただGOPROでも同じことらしいので、密閉しないケースを自作するしか無いね。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8199050.html


しかも、
・やたら処理落ちして映像がフリーズする…
・時々、勝手に録画停止し、勝手に電源OFFになる。録画時間が何秒間かは完全にランダムなので異常動作らしい。


やはり安い中華製は基本的にポンコツ、粗雑ですわ。GOPROあたりの中古に買い換えよう。


2016/01/31
そういや書込のコマ落ちはSDHCカードの品質依存だったっけ。
PCデポのHIDISCとかいう無名ブランドのクラス10は全然ダメなのかも、ググるとそういう話がちらほら。
サンディスクか東芝にしようか…
Sandisk Extreme 4Kでもコマ落ち確認…マシンパワー非力すぎるだけっぽい、だったらMJPGじゃなくMPGにしとけよー)


オートパワーオフの仕様が確認できた。撮影せず1分間でOFFになった。
(USBバッテリー接続では常時ONを確認)
ただ、撮影中に勝手に撮影終了するのはバグっぽい…
(サンディスクSDカードでも同様なのを確認)


山善のキュリオムも中国任せで粗悪品で定評らしい…日本企業でも安物は信用出来ない。
むしろ中国製のSJ4000入れようかと思う。うちはWIFI使わんので非対応モデルは安い。


ただアクションカメラ、ウェアラブルカメラというジャンルはどれも、
まだ技術進化途上で、微妙にデカイ、そのくせ高い。かつてのデジカメ進化を見るようだ。
うちで買った製品ぐらい小さく、ソニーやGOPROぐらい高性能高信頼高耐久かつ、安い、赤外線暗視撮影可能、という時代が数年後に来るだろう。
なにせ「大した技術ではない」ので、各国企業が本気で開発を進めればあっという間に小型化しつつ数を売りさばいて安価にする。
すでにGOPROは高すぎて売れ行きが鈍って株価も落ちている。


デジカメはもうオワコンだねえ…デジカメ全盛期に防水ケースとか車載マウントとか色々そろえると本体プラス4〜5万=へたすりゃ10万円届いたもんね…かつては。そのくせデカイ。


02/06
ビッグスクーター用の車載マウントを試作してみた。
近日、参考ドラレコ映像アップ予定。
サンコーレアモノショップのリストマウントセットを流用し、カインズホームで売ってるステンレスステーでマウントした。


一般的に普及している、一眼レフカメラの三脚固定ネジ規格は1/4インチだが
なんでかこの粗悪安物ChinaカメラはM5なので…ステンステーを介して変換せねばならない。
同時に、ただマウントステーにカメラを付けようとしてもバイクのスクリーンにあたってしまうので、後方へ逃がすのと角度調整にステンステーがちょうどいい。


同時に、回転数に応じ振動がすごい車種なので映像品質に難が予想されるので、GOPRO基本セットのと同じようなチェストマウントベルトも自作。やはり人体マウントは振動が来ないので画質がいい。都心〜青梅でテスト撮影してみたが抜群だ。
材料費はカインズホームで売ってるマジックテープ結束ベルト3本で、合計千円しない。
ただGOPRO用の安いチェストベルトも2千円ぐらいだけど…高くて工夫してあるやつは1万円とかするけどね。


車体取付と、
人体取り付けと、
それぞれどう画質や見え方が変わるか検証していく。


2/12
USBバッテリーを導入し、いわばAC動作状態で検証した。
1分後の自動電源OFFはなくなり、車載ドラレコとして使えるようにはなったが
どうしても「たまに、勝手に撮影を止める」現象は回避できない。


車と違いバイクは(特にシリンダーが少ない場合)どうしても揺れるので車載は得策ではない。
チェストマウントでライダーが装着するしかない。


2/16
純正のマウント方式は、ABS樹脂でボディ形状にフィットはしているが
長方形マウントの四つ角にある1ミリ四方のちっこい爪4箇所で固定するだけのお粗末なもの…
樹脂成形金型を作ったり生産ラインで作業したりといろいろ実務をやってきた人間としては失笑モノの設計。さすが中国製粗悪品。


ABSなんてのはどんどん削れるものなんで
それを1ミリ四方の爪つくろうとか、素人もいいところ。
実際、数回の使用ですでに一箇所の爪は吹っ飛んでしまった。
当方は模型工作経験やその応用の家電修理から樹脂もエキスパートなので、ここにABS採用するとか馬鹿じゃないかとしか言えない。
金型や生産では金属、模型では樹脂。
アルミ本体に、ABS樹脂で爪を引っ掛けるとか…素人というかろくな教育を受けてないな中国の製造系設計者は。


なので純正マウントは数も限りがあるので、廃止する。つまり自作する。
例によって当方毎度のポリシー「カインズホームやアキバで揃う範囲で」


カインズ園芸コーナーのホースバンドにより、ベルトマウント用雲台(サンコーレアモノショップ、ウェアラブルバンド)に固定する。
ホースバンドは手で回せるレバー付きで、レバーが樹脂製で外れてしまうのでふだんはしまっておく。別に携帯工具のプラスドライバーで開閉しても構わないし。
これは事故や転落など激しい衝撃でも外れることはないし、金属製なので転倒で路面をこすったとしてもある程度は本体を守ってくれる。
なにより、雲台なのでチェスト、リストいすれのマウントでも上下角を調整できる…これが大きい。
むろん、純正のちゃちい作り・構造とちがい、がっちり固定できているし高強度で動揺振動しない。GOPROなど大手でも純正はゴムバンドだったりするが、振動やズレの原因となるのでマジックテープバンドに変更してある。


とにかくもコンセプトは「中国製粗悪品を、日本の製造職人が化けさせる」
いかな中国製粗悪品でも100%すべてが粗悪であることは少ないので
設計開発も経験がある身として、カスタマイズで改正する。


この機種、アマゾンでも複数の亜種があり(微妙に実装機能が違う)
はてはドンキホーテのUFOキャッチャーの景品にまでなっている…
粗悪品はろくに値がつかないので、売りさばく側も四苦八苦してるようだ。


「たまに録画しない」みたいな初歩的なバグは中国製が圧倒的に多い。
韓国製は軍需産業や諜報工作の盛んな国だけあって安定している。
異常な安さでネット通販に出てる中国製はほぼアマゾンや楽天のレビュー欄に星1つを連発した欠陥品と見ていい。



以下の画像、映像とも、この製品でリストマウントしながら撮影している。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20160216/1455549400
チェストよりもリストのほうが表示灯が見やすいので、もし勝手に停止しててもすぐ気づける。


2/19
大容量外付けバッテリー装備。アキバのあきばおー400えん。
自転車やバイクや徒歩での、長時間常時撮影向き。
画像ではバッテリーはUSBで充電中。

ところが問題発生。
動作しない。


車載用に買った平板型のバッテリーは説明書に「スマホ、もしくはUSB充電の電子機器」とあり、PSPやDSも図解が入っている。
これが、多用途仕様の目印になるようだ。


画像のバッテリーは「スマホ用、適合機種以外は不可、機種によっては使えない」と明記されていた。
つまりスマホ専用かつ適応外機種も不可能という狭い用途向けだ。


元値が400円だから売ることもできないし困った困った。
今度から裏書をよく読まないとな…


というわけでこうなった。すこしかさばるが、カメラの正反対、肘の上に配置するので邪魔ではない。
こうすると重心も均等配分になり重量感がない。