「原発で電気を得ることは、戦争で原爆を使うのと同じですから、みなさん常に地震が起きるたびに逃げる準備をしてください、だいじょうぶ国民全員分の核シェルターは用意してあります」
ぐらいなら、おれは納得するけどね。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20120613/233293/
安心どころか不安を増幅した野田首相の発言「皆さんの生活は絶対に守りますが、命はちょっと……」
今月8日に同原発再稼働に関して行われた野田首相の記者会見は、そう言っているようにしか、聞こえなかった。
「福島第1原発と同様の事故が起きるのでは」と案ずるのは、精神論なのか? そうではないだろう。
原発を動かすことに対して多くの人がアレルギーを抱いているのは、自然の猛威に人間が太刀打ちできない恐ろしさを東日本大震災で思い知らされたから。仮に福島第1原発の事故が人災であったとしても、だ。
私も含め多くの人たちが、大飯原発再稼働という決断に釈然としないのは、「安全だ!」とか、「私の責任だ!」という言葉を聞けば聞くほど、「信じられない」という疑念が深まるから
原発を推進しているフランスでは、チェルノブイリ原発の事故をきっかけとして、2006年に「原子力安全透明化法」(正式名称は原子力に関する透明性及び安全性に関する2006年6月13日の法律2006−686 号)と呼ばれる法律が制定され、リスクコミュニケーションが積極的に行われている。
「原子力安全透明化法」が制定されたことで、国は地方公共団体、発電事業者および住民に対して、常に原発に伴うリスクに関する情報を円滑に伝達しなければならなくなった。そして、情報を共有することで、相互に意思疎通を徹底し、住民のニーズを正確に把握し、必要とあれば事業方針を見直し、行政や事業者に対する住民の信頼を醸成することが不可欠となったのである。
そうなのだ。今の日本でもっとも置き去りにされているのが、「住民」の声。情報が透明化されることもなく、相互作用のプロセスも徹底されないまま、「精神論」と言われたのではたまったもんじゃない。
以下は日産の、ゴーンか、ナンバー2以下の人だね。日産まじ潰れるところだったからなあ…
福島原発でも、吉田所長が甘いこと言わずに現場の各人に覚悟を決めさせたから、一丸となった経緯はあったよね。
以前、業績のV字回復を果たしたある企業のトップにインタビューをさせていただいた時のことだ。このトップは、踏みとどまることができた理由について次のように語ってくださった。
「社員を信じることが、危機を脱するには欠かせないんです。私は、社員に会社の危機的状況をさらけ出す覚悟をした。それを知って辞める社員もいるかもしれないとも思ったし、士気が落ちるんじゃないかって不安もありました。いや、それ以上に、そんな事態になるような経営をしていた自分への羞恥心もあった」
「でもね、こっちが恥や外聞を捨てて、正直に良いことも悪いこともあからさまに話すと、相手もそれを誠心誠意受け止めてくれる。社員はこっちが思っている以上に、よく見ているし、受け入れてくれるんです」
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原発6炉の維持コスト年間900億じゃ「動かせる原発は動かさないと倒産だ!」とケツに火がつくわ…
◇
http://www.asahi.com/business/update/0614/TKY201206140555.html
爆発事故の岩国大竹工場、7月に運転再開へ 三井化学
局地のプラント災害ぐらいなら、しばらくしたら再稼働もユルされちゃうけど…同情すらもらえちゃうけど。
原発で、おなじことをやるとはなあ…やっぱ日本って田舎くさいわー、サルっぽい。まさにフェレンギ。
だっってさあ、セシウム放射能をごまかす手法だって、足尾銅山公害のときの政府対応(除染作業は現地民丸投げとか)やマスメディア情報操作とまったく一緒で「少々の鉱毒はむしろ体にいい」、など)、昔気質にもほどがあるし…
原発災害を、ちんまいローカル災害と同じく対応してると…
被曝病被害といい
将来的な日本の置かれる立場といい
また起きるであろう原発爆発事故といい
しっぺ返しは、大きすぎるぞ…
なーんかそのへんの思考回路がね、頭よくないというか、百姓というか…むかしのイエロー・モンキーに戻っちゃうんだよねえ…