それにしても…市街地の公園で”歩行テスト”とは…ずいぶんオープンなものだな。
警戒感が感じられない。
脚の着地のたびに振動がすごいのだが、市民の誰も動じていない。
すっかり日常化しているのだろう。
サイズはこのくらいだ。
ザクより、デカイと感じなくもない。
冷却機能のテストらしい。
ただのミストだったように感じたが、気のせいだろう。
ふと端を見やると
LUMIX G1でカシャカシャ夢中になっている若い新兵が。
フッ
デジカメの性能が、
生み出される写真の決定的な差ではないことを
教えてやる
私のデジカメはいかんせん、DSC-T3
そう、通常の３倍は性能を出せる機体だ
T3とは「通常の３倍」を暗号化したものだからな。
多くの兵達は、わざわざコロニーの門より正面突破し
真正面に陣を構えて
例の白い奴を”偵察”していたようだが
私の見立てでは、そこはベストスポットではないのだ。
見上げるような写真ばかりになり
つまり機体の要所要所が写せず
しかも人だかりが写ってしまう
偵察の基本は
決して侵入者アリと気づかせないことにある、
ゆえに近くの松林へ潜伏するのが常道であろうに。
ここなら高台で、
見上げるようなアングルでもない、真正面のアングルで撮影できる。
確認しておきたい機体各部がバッチリ写る。
ジオラマをつくれば「おまえは神か」
ペーパークラフトを作れば「なんでこんなの作れるんだ」
それは小学生の時の話だが。
だから、構図とかにはウルサイのだ。
幸いそこは、周囲に気を遣う必要もないくらい、寂れている。
黄緑のシャツを着た連邦の職員に気を遣うこともない。
何時間でも落ち着いた気分で居座り放題だ。特等予約席。
北駐車場の道を挟んで街灯のあたりだ。松の葉の隙間を縫って撮る。
（これは連邦に漏らしてはいけないぞ、栄光あるジオン公国兵にあるまじき重大インシデントだ。）
しばらくすると、二人目の新兵が。やはりレフ一眼だ。
まず金ばかりかけるのは、若さ故の過ちか・・・・これが、若さか・・・
「キミ、そこでは低い。情報価値の高い構図で撮るならここだぞ」
声をかけてやったが、
どうしてもマニアというのは引っ込み思案で、いわゆるヒッキーだ。
まるで女の裸を盗撮している盗撮魔みたいに、驚かれ、引かれてしまった。寄ってはこない。
連邦の新兵だったのか、
だが中立のサイド６では敵味方無く善意を振りまくのが常識だからな。
そのノリであるほうがどこでも怪しまれない。「普通はな。」
普通の奴は集まらない、それがアキバ系の宿命か・・・ええい。
白い奴のイルミネーション性能を確かめるべく
暗くなるまでひっそりと潜伏し、
いくつか撮影の後、撤退してきた。
制服の憲兵どもが路上などを警備していたが、
誰にもこちらの素性気づかれぬとは、
つくづく連邦の警備体制はザルだなｗｗ
手榴弾をまきながらゲリラ撤退するほどのこともなかった。
帰りはもちろん、
コロニーの川、スミダの川のほとりで花火大会を見物してゆく。
サイド７キヨズミドーリ St（バンチ不詳）、ここがベストスポットだと
潜入工作員より連絡を受けていた。なるほど腕利きのエージェントのようだ。情報は確かだった。
あの白い奴、
どうも連邦も急造したようだ。
所々、アラが見て取れる。
ボルト接合部、
連邦マークがどう見ても立体じゃない、
まあ、我が国のザクにかなうともおもえんな、ははは。
◇
http://www.asahi.com/culture/update/0725/NGY200907250004.html
ガンダムに燃え上がる夏 誕生３０年、ブーム不況知らず
バイトだけで５０人くらい居た。
この不況に、たぶん時給９００円くらいだけど。
http://www.youtube.com/watch?v=mQ3Xjenc2cg
連邦の白い奴
関連：検索キーワード「ガンダム お台場」
http://www.gundam.info/content/12
ガンダムで、あそんでいていいぞ！
無数の、大の大人が喜ぶ現代は、
子供達だけで遊ぶ００７９にも、劣るのではないのか・・・・
だいじょうぶか現代人
未来UCじんに、まけてるっぽいぞ・・・・
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20090803mog00m200012000c.html
機動戦士ガンダム：“実物大”立像 ７月に１２５万人が来場 予想超えるペース
事務局によると、８月３１日までに１日平均３万人、計１５０万人の来場者を見込んでいたが、
週末には常時９万人以上の来場者を集めているという。
通常の３倍・・・・
ふ、連邦も墜ちたものだな、この私のパクリとは
◇
この日は多忙であった
午前、オバマ氏と会食 鴨の香草焼ブルゴーニュ風など
午後、太郎氏とご自慢のバーで懇談会
夕方、潜入工作
夜、花火イベントの潜入監視
ふう
