堀場厚社長へ
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO20040850W7A810C1000000?channel=DF060420172329&n_cid=LMNST002
について。私はクールビズ発案者です。当時は小泉政権と連動していました。氏名は伏せますがご了承ください。
簡潔に申し上げますが、
クールビズ開始当初、あちこち呼ばれました。NEC系列ネクサス本社でのことです。
「あいつはクールビズとかいうとんでもないものを発案した、生意気なやつ」
などと陰口が飛んできて
「おれは課長がノーネクタイするまで、絶対にネクタイ取らないぞ」と睨まれながら言われもした。財務省本庁舎でのこと。
「いますぐ室長のところへご挨拶に行きます、数秒でネクタイ締めてください」
要は発案者だという風評は事前に広まっていて
官製の嫌がらせがあちこちセッティングされていた。>「ネクタイを外して、上着は着用しなさいという。やはり日本人というのは、何か教科書的なルールに安心したり、言葉に踊らされるところがあって、実質的な意味を考えるところで弱いと感じますよね」
ウエ=政府や、社長や、上司に
言われたとおり、軍隊式でしかやれない。
だから日本の産業(古い製造業などは特に)はあちこちで負けたんです。
海外へモバイルフォンを売る際も、日本企業の社内常識を押し付けることで惨敗したのがNECでした。いまや欧州が上客の中国企業は、柔軟さの大事さを10年前までにはよく学び、すっかり身につけてしまっている。
各国で現地向けに最適化してしまう。かつて清朝はかたくなで、
日清戦争で、維新後の日本に負けた。アヘン戦争では先進国の英国にも負けていた。今や日本が清朝。
もはや国として勝つのは無理ですから
企業や個人単位で勝ち残りをしていくしかないでしょう。