先従隗始・温故知新

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旧16号 箱根ケ崎交差点の、「改悪」について


事故発生日時は、5/1日曜日、17時頃。
左右の肘と膝は全てあざか擦過傷。
青梅〜秋葉原の往復の、帰路でのこと。このような自転車ロングライドは常日頃して5年になるが転倒歴はほとんどない。
山の峠道(常盤林道)を、5km激坂アタックした帰り道、疲れて朦朧気味の時に山道のカーブを曲がりきれなかったことは一度あるけども。


旧来の区画で、そこそこ良い設計だった道路が
区画整理後に、極めて通りにくくする、または事故要因となる「障害物」を増やしている「改悪」
だったら…


首都圏では珍しいが、こないだ遭遇した。不注意を伴わず、路上設備が原因で転倒に至ったのは、道路整備が進んだ近年では記憶に無い。


ストリートビューで明白だが、事故現場には元々は段差がなくスムーズだった。
が、区画整理後はなんと「自転車の走行ラインの隣接位置に、歩道の段差が設けられた」。
しかも
従来の浅い角度のブロックではなくhttp://www.asuzac-concrete.jp/ippan/dorokyokaiblock.htm
急激に高くなるブロック。


これにより、今までないところに歩道ブロックが出現し、ペダルがぶつかって転倒した。


全国的に、歩道境界ブロックのうち「車両乗り入れブロック」のたぐいは、角度を浅くして、事故率を下げる設計が主流である。
https://goo.gl/eilbZk
なのに東京都は、事故率を高めるような、「急激に高くなるブロック」を推進中なのだと説明された(後述)


東京都が国交省の委託を受けて行っている工事なので、現場に西建を呼び寄せて抗議、
さすが公務員だけあって、自分たちを完璧だと自負し、国交省様のご指示どおりに規格通りにやってるから無謬だ、問題はない、と言い張る。


「我々は無謬なんだから、おたくのミスだけで事故は起きたのである」
とまで言い放った。


西建=東京都の建設局は、警察のような道路交通法のプロではないのに
「前方不注意だ、そうに決まっている、だからあなたの過失100%だ」と、情勢不利と見るや突如として声高に言い出したので
スキとみなして猛反論した。
「保険屋でも警察官でもない、建設族のあなたがたがどうしてそんな「素人然の」「嘘」をつくのですか、こちらは事故処理のベテランとして道交法や過失割合については警官や保険屋なみに詳しいんですが」


黙った。3人きてる公務員全員黙った。(かならず3人で来る法則)
沈黙しつつ殺気を放つ、これが公務員や議員の負けムードの時の逃げの戦術だ。
貝のように押し黙るか、挑発して、相手の怒りを誘い、冷静さを奪い、自滅へと誘導する手口。


「自分たち西建は悪く無い、あなたが100%悪い、って言いましたね」
「いえいえそこまでは」
「でも国交省のいうとおりにやってて完璧だと断言し、こちらが不注意で道交法として100%過失だと言ったじゃないですか」


また黙って殺気を出す。まさに「無言の圧力」である。かっこわるくいえば、ふてくされてすねてみせる。


(注:過失とは:刑法上、行為者が不注意によって犯罪事実の発生を防止しなかった落ち度のある態度。⇔故意 (こい) 。)
(つまり、自分では完璧と思い込んでいても、不注意や欠陥があって、それが犯罪や事故を発生させる原因となれば、過失である)
(自分を完璧だと断言すること=自分には過失割合は0%で一切ないと宣言すること)
(すでに本件では、論理破綻している)


「こちらとしては、トップダウンでそちら様がたのやり方そのものを変えてゆく」、ということは宣告しておいた。
こちらはそういう立場としてもう長年やってきたベテランだ。


法律や、現場行政が間違っている時、木っ端役人をいくら問い詰めても、ロボットの自動応答しか返ってこないので無駄だ。
影響力や、説得力で、トップダウンで変えさせるしかない。時には外圧すら使う。
そうやって大型二輪免許解禁や、下道の制限速度規制緩和なども、クールビズに至るまで、時には官邸主導で実現させてきた。


かつて谷垣幹事長が昭島の多摩川沿いでロードバイクで転倒した際、自分が谷垣と国交省の仲立ちをして
早急に現場が高規格道路に整備された…という経緯では、自分は当事者である。


すごく偉い人ならば、理不尽なまでに早急に莫大な予算を投じて高規格道路へ作り変える。
ドラえもん映画魔界大冒険そのものだ、星の数が多すぎるドラえもんにひれ伏す雑兵。


自分が無名の、舐めてかかっていい雑魚に見えたから、西建という地方権力は、侮ったのだ。
値踏みしたのであり、それが権力というものだ。


 ◇


画像の通り、歩道への進入路の幅は実質2mもない。用地が狭く余裕のないレイアウト。
そして手前は駐車場入口なので歩道そのものがなく、自転車はすこし蛇行しながら進まねばならない。


今までは歩道ブロックに段差がなかったので、まっすぐ進んで足をついた。何年もそうした。
いきなりそこが、高いブロックになって、同じように走行したらいきなり転倒した。


新品のブロックは真っ白で、段差があっても視認しにくい。しかも通常規格のブロックより3割ほど低い…視認性が悪い。
実際、対抗側のブロックも車がこすったり突っ込んだ跡がついていた…タイヤの真っ黒がこすりつけられていた。
ふつう、交差点改良は、Rをゆるくして曲がりやすくしたり、人も車も狭苦しさを感じないようにレイアウトするが
この現場は逆に、すこしRを鋭角にして、歩行者待機スペースを増やしている…土地がないもんだから。やってることが逆行なんだよ。


【実際は危ない】のだ。


だが公務員はロボットであり
・実際の安全よりも
・公務員の保身
を再優先するプログラムで動く。


原発事故と同じじゃないですか」


また3人は黙って殺気を飛ばした。とにかくやりにくい相手だとみなされ、徹底防戦籠城戦を決め込まれている。
そりゃそうだこちらは国政のみならず世界政治まで動かしてきて20年になる。


都知事が閣僚だった頃にも彼を動かしたことは何度かある。
小泉改革政権全般を、90年代後半のうちからベースプランを練って実現へと布石を打ってきた。


…自歴はどうでもいいので割愛。


原則論ばかり固執し、決まりを守ったから適正だとか安全だとか…公務員保身病。


・いまいちつかえない法律や規格があったって、運用はどうとでもなる。通達一つで見違える。
・逆に言えば、いくら優れた規格でも、規格信仰ばかりで現場実態を見ていなかったら、現場によってはすごく危険な実態になる。
原発事故は現場無視=下士官異論封殺、の極みだった。だから官僚作文の安心安全神話によって、一番危険な爆発をしたのだ。
福島第一原発の爆発はその意味では最悪の怠慢が重なった結果で、少し北にある女川原発は厳しめの設計をしていたので津波をやり過ごせて、避難民の避難所にすら出来ていた。原発にしても、ケースバイケースである。


当方もセミプロ以上であれば、
当方の言い分ばかり押し通すつもりはさらさらない。
法律はそのようであってはならず(公務員と一般人のどちらの有利でもダメ)
法律の運用を変えられる人間は、私欲を盛り込んではならない。


西建=東京都建設局 西多摩建設事務所も、けっして何も聞かないわけではなく
「こんな一瞥して判別できないほどまぎらわしいブロックはもはや障害物、置き石トラップだ。せめてトラテープを貼るとかポールコーンを立てるとかしてくれ」
「ポールは規則上無理ですがテープは至急検討します」
「ブロックも角度が鋭角な旧来のものに交換して欲しいが」
「こちらが新規格ですので、できません、そもそも現状で安全なのですから不要です」


3人来ていたからおそらく課長代理とか課長補佐とか主任とかだろう。決済はできない地位かもしれない。


結局、彼らは最後まで自分たちに落ち度があることを認めようとはしなかった。頑固一徹。さすが無謬
むろん、やぶけた安いシャツの一部弁償もいっさい応じなかった。ケチではなくロボット。民衆の苦情を全て認めていると役所財政が破綻するからだ、原発事故でわかるとおりで。


このような「いきなり最初から高くなる歩道境界ブロック」は、東京都の新規格なんだという。
これからどんどん増やしていくんだという。


羽村市ハードオフ前で同じ規格を見かけたが、あの現場は手前の歩道が「ぜんぶ柵で覆われて車道から入れない」
https://goo.gl/qndd5u
つまり自転車は直進してもブロックにかすりもしない。レイアウト次第では危険ではなく、レイアウト次第で危険になるわけだ。
しかも箱根ケ崎の現地のブロックより、かなり低い。柵がじゃまをするので自転車や二輪車はブロックを踏むことはない(不慮の事態でない限り)。
羽村のこの辺は新市街地なので、都市設計が一斉に新しい物で統一されており、矛盾が出ないのだ。


特に、最初から市街計画が新しく(田畑だった土地を都市化する場合など)、最初からこのような規格で街全体が整備されれば危険性はまずないが、
旧市街を徐々に土地改良していく場合は、改良のはずの工事で、「思わぬ危険」が新たに誕生しやすい。好発。これは工場や職場でもたまに起きるパターンだ。新旧の境目で不整合が起きて、それが原因で重大事故となる。業務システムの更新でもよく発生する。


 ◇


ストリートビューで分かる通り、停止線を守ると駐車場から車が出られない。
自転車としては信号待ち車列の邪魔になるので停止線の少し前に待機する。
その、何年も同じくやってきたことを当日もやったらいきなり自転車がふっとんだ。微速でもペダルが石にヒットすれば吹っ飛ぶしかない。






見て分かる通り、停止線付近の、手前から歩いてきた歩行者を受け入れるための「低い歩道境界ブロック=ステップ部分」は2mしかなく、舗装部分を含めても狭苦しい。二等辺三角形のレイアウトなので端っこは実質通行できない。
ロードバイクの場合の全長は180cm程度だから(当日乗ってたのはGIANT IDIOMで150ぐらい)、工事で取り替えられた部分の「異常」に気づいた時にはもうペダルがヒットしていた。徐行…時速15km未満ですら。
前述のとおり、新品のブロックは全部同じ色に見えて濃淡がわからず、段差が識別できなかった。それに都内は「スローテーパー=低勾配のブロック」だらけなので、こんなところに、時代とともに廃止されすっかり姿を見かけなくなった「急激に高くなるブロック」があるとは普通は思わない。トラッピーなケース。


繰り返すが、全国的に、歩道の段差ブロックは「スローテーパー」が主流だ。万一に車両が乗り上げても深刻な事故になりにくい。https://goo.gl/pNJxgz
かまぼこ型で急激に高くなる段差ブロックは、車輪や車体がヒットすると「真上へ吹っ飛ぶ」ため、自転車と二輪車の「死亡事故率」を高めるし、四輪車でも事故時の重傷度、全損率を高めるので、全国的には、昭和から平成にかけて、むしろ廃止になってきた欠陥規格であった。
なにも車両は好んでぼーっとして突っ込んでくるばかりではない。猫を避けたら歩道だ、なんてこともある。


交通事故処理のプロから言わせてもらえば、東京都建設局の新規格とやらは「時代逆行で、危険極まりない」
これは前述のとおり、旧市街の一部を区画整理して工事した場合に危険度が増す。新旧の整合性が取れず、また宿場や城下町は狭苦しい土地事情が伴うからだ。
現地は東京都瑞穂町…宿場・町家の町並みが続く狭い街道で有名で、おかげで未だに歩道が整備できないままだ。
御覧の皆さん、ためしにストリートビューで中心部=東方向へ、5号線=青梅街道旧道を進んでみてほしい。
https://goo.gl/hAPsqG


結局、現地も、駐車場の土地を十分には買収できず、
工事後のレイアウトは、手前から来た歩行者を待機地帯へ誘導するための「低いブロック=ステップ」の、幅が狭くなってしまった。だからしわ寄せでやけに手前に「段差ブロック」が設置され、今回の事故へつながった。駐車場出入り口があるため、歩道を交差点まで延長できない=歩道が存在せず路側帯になっている、からレイアウトが最適化できていない。
行政側の「妥協妥協」の連続が、「無理なレイアウト」を招き、事故誘発に至った。


ストリートビューをご覧になるとわかるが、まだ現場付近は、この地域にしては、道幅を確保できており歩道も整備できているほうであり、東へ進んで信号の先は宿場の旧市街レイアウトのまんまで車道幅すら狭く歩道がない、山車を走らせる祭りやだるま市ですぐ通行止めになる、そんな地域だ。農地ではないので十分な土地買収ができない。


おそらく同様の事故はしばらく繰り返されるだろう…地元民や街道延長上自治体の住民で、通い慣れてる人ほど引っかかる「トラップ」だから…まさに置き石トラップ。
「魔の交差点」と呼ばれるようになりかねない。
交通事故の現場処理や、交通誘導などを長年手がけてきたベテランとしての、勘所だ。危険性が見込まれる現場を目撃すると、気持ちがザワザワして物騒に感じる。経験と知識に裏打ちされて、敏感に気分が反応する。


ふつう、こっちを採用するんだけどね…(現場の工事前の画像より抜粋)
なんでこっちを撤去しちゃうかな…



引き続き、現地を調査し、画像撮影もしてきた。
よく調べてみると、「ひどい実態」が次々に明るみに…


ちなみにこういった調査や告発の手法は
市議や県議なら、どの政党の議員団の所属にかかわらず、誰でもやってる、一般的な手法だ。
国会議員は、国政に集中し、なかなかここまでやってる暇がないけど。


流石に応急処置はしてあった、こちらからの要望の一部はすでに施行されていた。
ただしこんな程度では応急処置でしかなく、抜本解決ほどの効力はない。
交通事故捜査や、交通誘導整理における理想的なカラーコーン配置での事故や渋滞の未然防止、それらの「実務のベテラン」を舐めるなと言いたい。


繰り返すが、こんな2mしかない歩行者・自転車の進入路は「狭すぎる」
人が一人立てばもう、歩行者すら入ってこれない。
「+」のレイアウトならば2mでも十分に隙間は増えるのだが、
ここは区画割が二等辺三角形なので、「× バツ 4均等割」のレイアウトであり、余白が少なく、進入しづらい。


【歩道境界ブロック】が、ひとつ余分に多いからだ。
歩行者と自転車の安全や使い勝手を優先すれば、歩道境界ブロックをひとつ減らして、もう一個手前に「いきなり高くなってる乗り入れブロック」配置せねばならない。そうすることで40cmほど稼げて広く間取できる。
これも現地で西建に提案したのだが「施工済みなのでそれは不可能」と、却下というか、手続き上で無理であることを断言されてしまった。


通常の歩道整備はこのように、一直線に行われる(用地買収後に一気に全体を設計しなおす場合)
こうすることで、自転車も自動車も、まっすぐ進めて、不要な事故や危険状況に出くわすことがなくなる。


だが古い宿場や城下などの町並みに、新旧織り交ぜて区画整理をすると、このような、くねくねした、「妥協の弾物」が生まれる。自転車も自動車も蛇行を余儀なくされるため、無駄なアクシデント、ヒヤリハットの温床となる。
自転車としては左へ寄らないといけないため、左へ寄り付いたその先に、
区画整理による新設工事によって、今までは長年なかった「障害物」が誕生しており、
ブロックは新品のため真っ白で陰影がなく、まさか「いきなり高さが高くなる」乗り入れブロックだとはわからず(非常識だからね、全国普及が進んだスローテーパーの規格とは違うから、いきなり高くなる昭和時代の規格だから)、
ペダルが接触した瞬間に自転車は空高く吹っ飛んでいる。


はっきりいって、感情論は封印しても、右翼左翼、権力と反権力を封印してもなお


この状況を西建が国交省の名を持ちだして肯定することは
西建=東京都としては国交省をかばって立ててるつもりでも
逆に、国交省に恥をかかせ、看板に泥を塗り、面倒を増やさせているに等しい、と断言できる
議員の頭で考えた場合、客観的にそう思える。


この交差点は地図で明白だが、レイアウトが、+ではなく、X エックスなので
都道5号線から、箱根ケ崎駅へ向かって左折するバスは、「鋭角の左折」となり、かなりきつい。
なのに「区画整理後もまったくRをゆるめていない」、「改善がゼロ」のレイアウトのままなので、
現地を調査・検証している間にも、路線バスは、おたおたと、ゆっくり慎重に、止まったり進んだりしながら、左折していた。


【交通科学の観点で設計されていない】。参考http://jcts.umin.ne.jp/
つまり一桁国道のような予算をかけず、国交省直轄でもなく、元国道16号ではあるがすでに都道であり、低予算で国交省が東京都に丸投げした事業だから、しかも八高線沿線なんてはっきりいえば在、部落、僻地、県境だから、
はっきり言えば「精度が低い=優先順位が低い」のだ。低予算番組と同じ道理だ。


ためしに隣の信号まで、端部の乗り入れブロックにどれだけ「衝突痕」があるか、調査してみたが…
ひどいものだった、ほぼ95%だ。画像をご覧頂きたい。
ちなみに首都圏全体の「スローテーパー=低勾配の乗り入れブロック端部」において、このような衝突痕がある確率は5%未満だろう、主要国道、主要県道を思い返して見るに。
スローテーパーなら、車が踏んでもどこにもぶつからないし、そういうもんだと思って、慣れて、ドライバーほぼ全員が平気で踏む。そういうものだ、全国的には。「東京都の新常識が、全国の非常識」


こんな欠陥品を東京都建設局は「国交省規格だから完璧、100%問題なく安全」と言い張ったのだよ。
まだ昨年末から「切替」したばっかりの新しい道路なのに、傷、傷、傷…半年で自損事故発生しまくりの、優秀な「完璧さ」


自分は少なくとも、交通誘導でパイロンを並べることに於いては「全国有数の腕を持つプロ」であり、パイロン配列だけで事故を激減させるスキルを持つ(都心でも地方でも、問題ある誘導現場を発見次第、指導して配置を直させているし、交通事故が発生したばかりの現場に遭遇したら即興でパイロン代わりにいろいろ配置して「誘導路線」を設営してしまう、どんな難しい現場でも逃げずに初期対応している)
のだが、そのコツは「いかになだらかに無理のないレイアウトにするか」だ、自動車とバイクがぶつかるような突起物や出っ張りをなくしていく。
だからこんな、出っ張りを増やすような、昭和時代の遺物として廃止されてきたブロックが、なぜか東京都では新規で推進されている「マヌケな実態」が信じられない。事故誘発設備だよ。


平成28年の、いちばん合理的で、事故を防げる合理的な規格は、こうなんだよ。
これなら「突起」がないから、自動車やバイクのどこにも「こすらない」し、
車輪のリムが凹んで空気が漏れることもない。車体が吹っ飛んで大きな事故になることもない。


「幹線道・主要路線において、自然と経験則で形成された速度の流れが、最も安全で無難」なように。
こういった「経験則的に、もっとも事故を防止できる構造の乗り入れブロック」が、自然と全国的に普及が進んだ。
なのに東京都建設局は、時代に逆行する道を選んでいる。
一体どのような「役所の都合」「役所と業者の癒着関係」によって、こんな危ない昭和方式が「新規採用」されたのか。



2016/06/06
本日、現地を通った。


当方より東京都および国交省への「提案要望」通り、与党三役や東京都知事へ同報送信したとおり。
事故地点つまり「縁石=歩道境界ブロックの開始地点の突起」に赤いポールコーンが新設され、非常にわかりやすくなっていた。
まずここで事故る人はいなくなることでしょう。


あれから意識的に、都内の幹線道の路肩の縁石を見るようにしているが
やはり同じ規格はあちこちにある。ただし99%が「都市整備計画に基づき、新規格の道路が全区間で完成している」所ばかり。
新旧の規格が入り混じっている地点は見つけられなかった。


おおむね新規格の幹線道は
直線を維持すること、
歩道の縁石を絶やさないこと、
に気を使ってるので、縁石ヒットなどまずやらない。


結局、筆者が現地で事故る原因が、「新旧規格が混ざった地点」だったことが理由。
一気に土地買収を完璧に終えて、一気に新規格道路に置き換えできていれば、起きなかった事故。


2016/10/30
ポールコーン。


しかもトラテープはすでに、車道側はこすれてなくなっていた。つまり自転車もしくは自動車がこすったのだ。
ここを左折する大型車両たぶんダンプやバスが、乗り上げて派手なタイヤマークをつけてもいた。
いきなり縁石なんか新設するからこうなる。ここは鋭角で大型車にはきついのだ。


それでも公務員は「完璧です」しか言わない、責任取る恐怖症の集団。
いじめがあっても、いじめはなかった。
責任があっても、責任はありません。=豊洲市場原発事故のごまかし方が代表例。


津波で大勢死んだ大川小にしても、ある教師が「子供が怪我したらどうする」と喚き散らして、すぐ裏の裏山へ逃げるのを阻止、山へ逃げた生徒は連れ戻したという。で石巻市教委や市はこれを徹底して認めず隠蔽する姿勢。


そろそろ公務員と政党に一元的に任せる体制=時代、終わらせないと、大変なことになって、あるいは日本経済が終わるよ。
昭和までは大した技術も資産もなくて、「昔ながらの威張るだけの阿呆な公務員や大臣」でもなんとかなったけど
いまはもう21世紀の平成末期だからね。


うまく民間や才能をまぜていって公務員と政党大臣を希釈しないと、知識も経験も才能もセンスも全てが追いつかない。
今までの公務員と政党大臣の長所の部分が、今や殺傷性の高いナイフとして日本社会という生物の腹に突き刺さっている。