先従隗始・温故知新

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備忘録


いまカセットでBGMVol1ききながら当時を思い出してんだけど

放送当時に自治医大に小児ガンで入院して生還率も微妙なぐらい進行が速くてね

でも医大付属ってそういう難病、致死率の高い子供ばっかり紹介状で来るわけよ。

まさにバイファムの劇中そのものでね、親に会いたくても会えない、家に帰りたくても帰れない、生き残れるかどうかもわからない、で癇癪を起こして夜に泣き叫ぶ子が絶えない。

食堂で大勢で食事しなきゃいけないから嫌がって食べない子もいる。乳児から中学生に、要介助の重度障害者までいるから嫌にもなるさ。

で、なぜか劇中と自分がシンクロニシティばっかするのよ。
親父にいつも耳の裏洗えと怒られてばかりだったころで
たまたま親父が隠してたエロ本の山を押し入れで見つけたばっかりで
ちょうど親父と再婚したばかりの義母が毎日休みなく入院介護で奮闘しすぎて倒れちゃったり。あんま仲良くなかったからね再婚直後ってお互いに印象がすれ違ってしまって微妙だから。

劇中の13人は全員生還できたけど
僕らは5年後に養護学校の同窓名簿を見ると、外科手術を中心に3割が物故なのよ。物故という意味をその時知った。内科治療は腎臓病が大半でみんなすぐ退院していくんだよな。

神に愛され「すぎて」しまって絶大な試練が降り注いだのかもしれないな。よく神に祈っていたからな。校門の前に漫画配ってるキリスト信者がいたからね。テレビじゃ頻繁に霊波之光CMが流れていたし。

そもそも入院する直前に、国語の教科書に、骨折して入院する生徒の話があって、授業で終わったばかりだった。で、がんだと親が告知されてな=子供には絶対に教えないのが業界ルール。

あんまりタイミングよくてびっくりしたけど、その後もそういうことばかりが続いた。担任もびっくりして、教科書の内容通りにアゲハチョウの幼虫を入れたかごを病室へ持ってきたな。

そんな自分は、まるでファイズの劇中で九死に一生を経たように、いまや世界中を実効支配する黒幕となってしまった。もちろんサンライズバンダイ東映も安倍政権もオバマ政権もあやつっていますよ。やっぱりなーって感じ。人生がやたら作為的に不思議なことだらけだったからね、ことさらな宿命というか役割なんだろうな。