先従隗始・温故知新

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タラの芽ではなく、タラノエダハ


街から近く、あるいは山岳観光名所で


誰もがすぐ見つけるようなタラノキでは、
たちどころに丸裸にされる。つまり枯れてしまう。


よって、マル秘スポットでも探すか、
タラの芽は取らない、という選択肢になる。


すっかり有名になり、タラの芽ばっかりとろうとするが
あれはよくない。知識が偏っている。


むしろ「タラノエダハ」のほうがうまい。タラの芽は放置し、しばらく枝が何本家のビルまで放っておき、緑の枝のうちに一枝だけもらう。
タラの芽は複数の枝に当たるが、
タラノエダハなら、一枝だけで済む。生き残りやすい。


どれでもいいのではない。
すでに豊富に枝が伸びている元気な株を選ぶ。
ところどころタラの芽を取られてしまい、枝葉が少なく小さいままの、弱ってる株は遠慮する。


採取するときも、調理するときも食べるときも、とにかく「針」には注意。
アザミと違い、ゆでても棘は健在だ。ゆでてから硬いトゲは丁寧に取るしかない。


香味はヤマウドに近いかな。ヤマウドで満足できる人は無理してタラの芽を取る必要はなかろう。
コシアブラはまた別格の味がするけど。