先従隗始・温故知新

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次世代原子炉について

The 2nd
配電施設の冠水で大半の計器メータが不動=見えなくなった福島第一原発のような環境では
計器を見ながら絶えず手動操作が必要なICは動作確認できず結果的に無用の長物だった=1号機
しかしRCICは蒸気作動により一度動けばひとまず動作を続けるので有事でも2〜3日間稼働した=2,3号機


福島の2号機と3号機のRCIC動作環境の違い
http://www.gengikyo.jp/report/tohokujishin_ishikawa_20120627.html
3号機は直流電源が生きてRCIC津波後でも正常運転 その代わり運転時間はバッテリーに支配され1日ほどで終 溶融爆発に至
2号機のタービンは、電気の制御なしに、自力で3日間も働いた


結:これを踏まえ、システムリスクを検証しシステムインテグレートするITベンダーとしての見地で
もし原発のECCS装置選定をお願いされたら、どちらを推挙するか
ICとRCICしかないなら、後者を推すだろう
そもそも日本全国ESBWR以外動かすなと言いたいが


追記:ESBWRはICのお化けに憑かれたような軽水炉で自然調和型回路
SBO後も3日間動作保証
ただ導入実績がない
http://www.hitachi-hgne.co.jp/activities/innovation/esbwr/
2名で注水可能
https://nuclear.gepower.com/build-a-plant/products/nuclear-power-plants-overview/esbwr.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E7%B5%8C%E6%B8%88%E6%80%A7%E5%8D%98%E7%B4%94%E5%8C%96%E6%B2%B8%E9%A8%B0%E6%B0%B4%E5%9E%8B%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%82%89


追記2:ESBWRってのはICをお化けにした自然対流循環で
311のようなSBO非常時には水棺と同じことが可能、PCV周辺が巨大な水瓶になってる
ポンプがないので水槽に二人で消防車持ってきて水を流しこむだけで注水完了
オスプレイ的な、開発が進めば理想的性能を発揮しそうな技術


追記3:軽水炉以外で安全性重視は黒鉛炉か
動作を止めれば反応も止まる
ペブルベッドモジュール炉PBMR
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=03-03-07-03

ESBWRやPBMRなどにすぐ買い替えができない時点で
旧世代リスクをずるずる長年抱える原発ビジネスはそもそも成立しない




@Happy11311 放射線という、高周波数の電磁波や、熱で、

出ちゃう人には出ちゃうからねえ細胞エラーの疾病が

ブスっていわれて
グサッとくる人と
ケロッとしてる人がいるようにね