白血病やリンパ腫って、行き着く先は骨髄移植だから
予後不良は半々でやってくる。
つまり成功率や長期生存性はあんまり良くない。
かといって抗癌剤や放射線治療ではさらに寛解率は低い。
抗体ってのは、すごく根治的な、免疫的な、おもしろい要素。
この抗体ワクチンはがん細胞が栄養摂取することをブロックする作用なのだけど、
臨床医複数の証言として、甘いもの、味付けされたもの、よく調理されたもの…
バイキンや虫歯菌が好むような食べ物は、がん細胞も貪欲に欲しがる＝異常動作してるエラー細胞だから。
つまり人がほとんど手を加えない、味付けを控え、加熱も最小に…そういう原始的な食べ物のほうが、長年かけてがん細胞が育つことを防げると。
カレーにしても箱には20分煮こむとあるが、5分で済ませたっていい。いつも大福やチョコを食べてるなら、たまに果物やガムだけにしてもいい。なるべく砂糖や味醂入りの調味を控える。
案外に簡単なところでガンを育てちゃっている。ウイルス性の腫瘍や白血病はどうにもならないけどね。
http://mainichi.jp/select/news/20150204k0000m040119000c.html
成人Ｔ細胞白血病:抗体開発、薬実用化へ 宮崎大チーム毎日新聞 2015年02月04日 08時30分
発症した人の約半数が１年以内に亡くなるといわれるウイルス性がん「成人Ｔ細胞白血病」（ＡＴＬ）を研究する宮崎大の森下和広教授らのチームが、ＡＴＬのがん細胞を死滅させる効果を持つ抗体を開発した。２０１７年度から臨床試験を始め、より効果的な治療薬の実用化を目指す。
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ＡＴＬは「ＨＴＬＶ−１」というウイルスが引き起こす血液がん。感染者は国内約１００万人いるとされ、半数が宮崎、鹿児島、長崎、沖縄４県に集中する。感染者の約５％が発症し、年間の死者は１０００人前後に上る。
森下教授らは、ＡＴＬがん細胞の細胞膜上で、血中の鉄分を細胞内に取り込むたんぱく質「トランスフェリン受容体」が大量発生する代謝異常が起きることに着目し、受容体の機能を阻害する抗体を開発した。マウスによる実験では、２カ月間の投与でがん細胞が死滅した。重い副作用はみられないという。
独立行政法人・科学技術振興機構（東京）は、治療薬実用化に向けた計画に今年１月から５年間で約１０億円の支援を決定。チームは１７年度から患者２０〜３０人に抗体を投与して有効性や安全性を確認する。臨床試験には東京の医薬品ベンチャー企業と九州大も参加する。
森下教授は「既存の薬は免疫不全を起こす可能性もあるが、新たな抗体は今のところ非常に期待できる」と話している。
以下は２０１１年頃の記事。
http://diamond.jp/articles/-/13400
かつて九州地方で“風土病”と恐れられた血液のがん
母乳の授乳制限で防げることがわかってきた
縄文人のせい…妖怪のせいじゃなかった。
白血病ってのは白血球の元になる造血細胞がエラー細胞になるものだから、
エラーが発生しなければ一生スルーできる。また癌の種類によって、ひとつめのエラー発生〜増殖、のスピードが異なる。ATLはかなり遅い方。
http://www.naoru.com/seijin-tsaibou.htm
潜伏期間が長く、発病する平均年齢は６０歳。
ただ、発病するのは感染者の５％ぐらい。
日本列島に住んでいた縄文人らの子孫がウイルスを保有していると言われ、母乳を介して母親から子どもに感染する例が多い。
2009年厚生労働省研究班が20年ぶりに実施した調査で、従来多かった九州で減少し、大都市圏で増加していることが分かった。国内の患者総数は約108万人と推計。
縄文人の祖先がアフリカからの長い旅を経て日本に持ってきたと考えられている。
弥生時代（紀元前5世紀〜紀元後3世紀）になると、のっぺり顔の「弥生人」が朝鮮半島から渡来。縄文人と混じりながら、今日の日本人が形成されていった。
ＨＴＶＬ-１は感染力が弱く、縄文人から弥生人に広がらなかったらしく、縄文人は弥生人の渡来で日本の南北に押しやられた。
公家っぽい顔の人は弥生人の末裔。
原始人っぽい人は縄文人の末裔。九州や東北ならビンゴ。
柳葉敏郎や照英は縄文系。
小泉孝太郎や松坂桃李は弥生系。
