先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

再稼働派閥が勢いを盛り返したとか、巨額マネーとか…『そういう話ではすでに無い』


こうはっきりと言ったおれを、憎んで襲撃すればいいとか脅迫すればいいという安直な問題ですらない。
むしろ、そこにしか固執しないからこそ、
いつまでもまちがったベクトルのずれたことばかりやって、ミスリードによって国をおかしくする、
経済は空転し下落し、政界は向上せず、
世間のニーズや思い、なすべきTODOリストから外れていき…


政治や宗教や財界など、あらゆる狭いカルトから
国家制御機能をパージする、解放する、必要性が浮き彫りになってきた時代。
セクショナリズムからの解放…それはむしろ悪平等や民主的とはかぎらず貴族院とかプリンシパルとか以下略



参考エントリー
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20140308/1394241152
福島県及び周辺地域産の作物、魚介などについて、おさらい

 ◇コメ 業務用にシフト

 主食として消費者の関心が高い米。福島では全量全袋検査という徹底した流通管理が定着しているが、消費者の拒否反応は依然根強い。店頭での売り場を失った福島産は、一般家庭以外の飲食店やコンビニなどに販売先をシフトし、産地の見えない業務用として生き残りをかける。だが、ブランドを守り育ててきた生産者の思いは複雑だ。

いくら、うれないかわいそうキャンペーンを張ってももう
世間は飽き飽きしている。
ドラマや演出で情を動かされるのは最初だけで
ブームはすぐに過ぎて、感情の熱も冷めて
現実だけと向き合うようになる…恋愛も同じだが。
なんせ、せっかく産んだこどもの将来とも密接だ…


ほんとうにやるべきことをやらないと
福島民が報われるムーブメントにならない。
やっと、大人として本腰を入れて、事実を真っ向向き合うべき時が来た。
どんな厳しい自然科学的な事実とも、片意地や腕力ではなく、防御を解いて素直に向き合う姿勢。


 ◇


海どうすんだよ海…溜池も海も事情は同じ。
原発付近の大陸棚や、
まして海流沿いの、海底はひどいもんだよ…


わかってるからけっして事故原発付近の『海底』のベクレルは調べないでしょ、海面ばっかりで。


あと、東京湾へ流れ込む河口付近ね…あそこも都市からどんどん雨水溝でセシウムがやってくるからものすごい汚染となっている。
多摩川はかなり軽いほうだが、それでも川崎市側にホットスポットがあって除染するまで立入禁止だった。まして荒川江戸川利根川は…

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014032201002022.html
ため池除染、国が負担 福島、今秋にも本格着手

2014年3月22日 23時42分

 福島県飯舘村のため池を視察し、県の担当者(右)の説明を聞く根本復興相=22日午後
写真

 復興庁は22日、東京電力福島第1原発事故で、底土から高濃度の放射性セシウムを検出した福島県内の農業用ため池の除染を、国の「福島再生加速化交付金」の対象事業に加えると発表した。

 県内での営農再開を後押しするためで、今秋にも本格的に着手する。同県飯舘村のため池を視察した根本匠復興相が明らかにした。

 県内には、ため池が3730カ所ある。県と農林水産省が2013年度、1940カ所で底土を測定したところ、576カ所で指定廃棄物の基準の1キログラム当たり8千ベクレルを超える放射性セシウムを検出している。

 事業は市町村などが実施主体となる。
(共同)

http://shinurayasu.wordpress.com/2012/01/16/%E6%B1%9F%E6%88%B8%E5%B7%9D%E3%83%BB%E8%8D%92%E5%B7%9D%E3%80%8C%E6%B2%B3%E5%8F%A3%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%8D%E3%81%AB%E5%9B%B2%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%9F/
http://shinurayasu.wordpress.com/2012/06/13/%EF%BD%8E%EF%BD%88%EF%BD%8B-%EF%BD%85%EF%BD%94%EF%BD%96%E7%89%B9%E9%9B%86-%E3%80%8C%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%A7%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8B%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD/
http://www.dailymotion.com/video/xph6a4_20111127-%E6%B5%B7%E3%81%AE%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%92%E8%BF%BD%E3%81%86_news
http://www.dailymotion.com/video/xpkyvh_20120115-%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%96%E3%82%8B%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E6%B1%9A%E6%9F%93-%E6%B5%B7%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E7%B7%8A%E6%80%A5%E5%A0%B1%E5%91%8A_news


 ◇


汚染水処理プラントを見ても
原発から、何も漏らさない」ことを標榜するのが詐欺だとわかる。


ALPS汚染水処理プラント…あれはただの水処理プラントだ。なのに漏れる。何度も何度も漏れる。
原発の設備だって、事故前の平時から頻繁に漏れたり故障していたが、多くは隠蔽されてきた。
あまりしつこく追求する政治家は次々に失脚させられた。


いいかげんすぎる。パワハラ陰謀に依存してきた腐敗体質。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2014032400873
 東京電力は24日、福島第1原発で汚染水の放射性物質を吸着して大幅に減らす装置「ALPS(アルプス)」の2系統で運転を再開したところ、約6時間後にトラブルのため処理ができない状態になったと発表した。アルプスは18日に1系統で処理能力が大幅に低下したため、確認のため3系統全てを停止。24日に2系統の運転再開にこぎ着けたばかりだった。現時点で運転再開時期は未定という。
 東電によると、24日午後7時前、処理後の水の放射性物質濃度を測定するためのタンクから、1秒に1滴程度、水が垂れているのを社員が発見。同日午後1時ごろに運転を再開した2系統の汚染水処理を中断した。
 漏れた水は約0.5リットルで、外部への漏えいはないという。(2014/03/24-22:56)


いわゆる民民天下りだが
こうした必要に迫られた天下りはむしろ歓迎すべき。
ただ炉内だけで壊れたスリーマイルと違って派手に爆発したので建屋内どころか周辺すらものすごい放射線量であり…まず6年後どころか10,20年後でも無理だと言われる。3秒しかいられない現場でどうやって作業するのかと。
6年後(事故から10年後)というのはスリーマイルを基準にしたいい加減な目標だ。
しかもスリーマイルですら、ファイバーカメラを入れるのが精一杯だった。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140325/k10013211081000.html
廃炉専門組織にメーカーの幹部起用へ
3月25日 7時48分


東京電力福島第一原子力発電所の事故で、溶け落ちた燃料の取り出しに向けた高度な技術開発やトラブルが相次ぐ汚染水対策を強化するため、東京電力は来月設立する廃炉の専門組織の執行役員として大手メーカー3社の原子力部門の幹部を起用することになりました。

東京電力は、来月1日付けで社内に廃炉と汚染水対策を担う専門組織、「福島第一廃炉推進カンパニー」を設立します。
高度な技術や専門知識が求められるため、そのトップを補佐する執行役員に「日立GEニュークリア・エナジー」と「東芝」、それに「三菱重工業」の原子力部門の幹部合わせて3人を起用することになりました。


これまでメーカーは放射線量の高い場所を調査するロボットの開発や使用済み燃料の取り出しなどの作業に個別に関わってきましたが、役員に起用することで廃炉の工程全体にそれぞれの技術や知識をいかしていきたい考えです。
また、汚染水対策や燃料の冷却を巡るトラブルが相次いでいることを踏まえ、設備の安定化に向けメーカーのノウハウを取り入れることにしています。
東京電力と国は早ければ6年後をめどに事故で溶け落ちた燃料の取り出しに着手するという目標を立てていて、新たな専門組織の下、廃炉を着実に進められるかが問われることになります。


https://www.jaea.go.jp/04/ntokai/fukushima/fukushima_01.html
原子力科学研究所
燃料デブリの特性把握


http://www.enecho.meti.go.jp/info/tender/tenddata/1305/130516f/3.pdf
資源エネルギー庁
スリーマイル島原子力発電所2号 炉(TMI-2)事故における燃料デブリの取り出しは、ボーリング装置を始めとする複数の装置が使用された。

繰り返すが、スリーマイルは炉内で溶かしちゃっただけだ。原子炉まで容易に近づける。
フクシマは原子炉付近が1シーベルトとか、周辺が何百ミリシーベルトである。人がいられる世界ではない。数ミリシーベルトまで落とせばいいのだが、じゃあどうやって除染するんだという方法論すら確立できない。ロボット頼みだが開発は進まない…現場作業が複雑で広範囲すぎる、屋内作業へ有線ロボットだと引っかかってしまう。もしロボットが動けなくなると人が取りに行くハメになる…