先従隗始・温故知新

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ちょっとアベノミクスに乗っかりすぎてるシャトレーゼのインフレ路線


ずっとデフレ型安売り洋菓子路線だったシャトレーゼ
アベノミクスを真に受けたのか、高級路線も加え始めた…


とはいえ、ずっと安売りしてる企業は、値上げ路線には強い。
定食系やスーパーなんかはコモディティすぎてありふれすぎてるので客足がにぶることが多いけど、
洋菓子安売りでまともに成功するケースは少ないので、シャトレーゼには可能というわけだ…ふだん60円だった洋菓子が100円になっても買ってくれやすい。シャトレーゼは元々、やすい菓子と高めのケーキ菓子と二分化していたし。


いわばこのたび、シャトレーゼはその二分化を少し減らして、高給品種を増やして、やすい菓子を減らした格好だ…
おなじみのやすいシュークリームやアイスクリームが、なくなったり、減ってしまった。
これが回転寿司だと輸入食材ばっかりなので、株ブーム過熱による円安差損でウニやホタテがメニューから消える大騒ぎになってしまったが、
シャトレーゼは山梨の牛乳や果物を直接仕入れてるので無関係だ…粉モノはともかく。


おれみたいに、90年代からずっと消費や生産や小売りの現場を見てきて、経済政策も見てきていると、こういった「プレミア付けて高級化する商法」も2巡目、3巡目なんだけど…
こういうの初めてだって言う政策担当者や、製品開発担当者からすると、とってもすごいことをやってるんだぞ的な得意満面なんだろうね…
なんとも幼稚いプレミア商法だなあとほのぼの傍観することが多くなった日々…アベノミクスとやらのせいで。


最初はね…食べ慣れないものが発売されると、飛びつくんだけど…
すぐ飽きられちゃう…どんなすごい品もおいしい食べ物もなんでもやすく手に入るし次々に発売される現代では、たとえ王侯貴族のスイーツだろうがすぐ飽きられる。


シャトレーゼが発売したジェラートもワインアイスも、いまいちだ。
ただ原材料をいいものにしただけで、たいしたジェラートでもワインアイスでも無い…よっぽど、安くてシンプルでうまかったプリンやシュークリームのほうが好みだな。いまのゼイタクシュークリームだかも風味が地味で食べなくなってしまったよ。
おそらく…安物商品の開発には上手なシャトレーゼ開発部門も、高級品開発はしたことが無いので下手なんじゃ無いかな…おれも和菓子製造部門にいたことがあるし、洋菓子製造もアルバイトで何度もやったので、現場のことはおおよそわかるし。
これらの商品寿命は長くないだろう。
そのうち、あちこちの業界でやってるプレミア商法全体が飽きられてくるので、その手口そのものが通用しなくなってくる…(マクドナルドの500円超バーガーも…頭悪いよなアレ)=アベノミクスじたいが暗雲立ちこめてくる…べつにこれは左翼的考え方とか感情論ではなく、いままでに幾度もあった事実関係を言っている。おれはむしろ小泉竹中路線の改革行政を動かすような立ち位置にいることが多かった人材だし。いまやアベ自民はそういう改革派すら敵視し、アカだの左翼だのといいがかりをつけては潰し工作を仕掛けて回ってるけどね。いいがかりに頼るようになるともうその政権とか国家経済は終わりが近い…末期状態で追い詰められるほど、悪行や詐欺ばかりに頼るようになるからね…
政策担当者レベルの陰口なボヤキをいくつか聞いていても、いい話はまず響いてこなくなった昨今…



シャトレーゼ、樽出し生ワインを使った新感覚ジェラートなど2013年夏向けの新商品を発表
マイライフニュース

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2013年05月27日15時28分

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シャトレーゼ、樽出し生ワインを使った新感覚ジェラートなど2013年夏向けの新商品を発表

 シャトレーゼは、アルコール分を2.4%配合した新感覚のワインジェラートを始め、本格素材にこだわったジェラートや新作アイス、低糖質スイーツなど、2013年夏向けの新商品ラインナップを発表した。5月16日には、この新商品のメディア試食会が行われた。

 試食会に先立ち、シャトレーゼ マーケティング本部 営業企画部の望月裕太部長が挨拶した。「当社は現在、全国で452店舗を展開しており、そのうち35店舗が直営店となっている。生産拠点は、本社のある山梨県を中心に、中道工場、豊富工場、白州工場、栗山工場、福岡工場、そして2ヵ所のワイナリーを合わせて7つの工場が稼働している」と、シャトレーゼの企業概要を紹介。「当社では、『ファームファクトリー』の考えのもと、素材の生産者である農家や酪農家と工場が一体となって、より新鮮で安全な商品作りを行い、自社流通を経て、自社ブランド店舗のみで販売している。そして、『素材』『製法』『価格』にこだわった商品を消費者に届けている」と、シャトレーゼならではの商品作りへのこだわりをアピールした。
 

 続いて、シャトレーゼ マーケティング本部 商品企画部の数野潤部長が、2013年夏向け新商品のポイントについて説明した。「2013年の夏向け新商品のテーマは、アイスに設定した。そして、ジェラートの新商品『ジェラテリーゼ』をメイン商品として展開していく」と、今年も猛暑が予想される夏に向けてジェラートを提案するという。「その中でも、樽だし生ワインから作るワインジェラート『ジェラテリーゼ 樽出し生ワイン』がイチオシ商品となる。同品は、当社の自社ワイナリー直送の樽出し生ワインを贅沢に使った大人向けジェラートで、アルコール分が2.4%含まれている。カベルネソーヴィニヨン(赤)とシャルドネ(白)の2種を用意しており、まるでワインを食べているかのような味わいが楽しめる」と、お酒好きの人にピッタリな極上の夏向けスイーツが完成したと胸を張っていた。

 では、試食会で紹介された、主な2013年夏向け新商品をピックアップして見ていこう。まず、メイン商品となる「ジェラテリーゼ」は、フランス産のチョコレートやマンゴーの王様アルフォンソマンゴーなど、日本を始め世界から集めた厳選・本格素材にこだわり、ねっとりとしたなめらかな食感に仕上げた本格ジェラート。「エスプレッソラテ」、「北海道ミルク」、「アルフォンソマンゴー」、「石臼挽き宇治抹茶」の全5種を展開する。徹底した減添加製法のもと、着色料・香料を使用せず、香料をふんだんに使用したアイスに比べてすっきりとした味わいに仕上げている。

 「ジェラテリーゼ 樽出し生ワイン」は、シャトレーゼの自社ワイナリー直送の樽出し生ワインを贅沢に使用した、今までにないワインジェラート。アルコール分を2.4%配合した大人向けジェラートで、ワインを食べているような感覚が楽しめるのが特長となっている。ハーブやベリー系の香りが印象的な、若々しい味わいのワイン「カベルネソーヴィニヨン(赤)」と、白い花やグレープフルーツのような柑橘系の香りとナッツのような香ばしい風味のワイン「シャルドネ(白)」の2種を展開する。
 

 新作アイスとしては、「果実まるかじりバー」と「ジャリジョリコーン」をラインナップ。「果実まるかじりバー」は、2種類の果肉果汁を使用して生まれた、まるで凍ったフルーツをまるかじりしたかのようなジューシーなバーアイス。「メロン&パイン」、「ストロベリー&バナナ」、「オレンジ&マンゴー」の3種を用意し、それぞれ1本で2つの味を楽しむことができる。「ジャリジョリコーン」は、チョコソースに砕いたクッキーパウダーを使用し、“ジャリジョリ”という新食感で、お菓子の楽しさをアイスに閉じ込めた一品。内側をチョコでコーティングしたサクサク軽い食感のコーンに、ジャリジョリ食感のチョコソースとアイスをマーブル模様にあしらっている。「バニラ」と「チョコ」の2種を展開する。

 低糖質・低カロリーな「やさしい糖質生活」シリーズからは、「ふわふわムースのフローズンゼリー」と「ヨーグルト」を新発売する。「ふわふわムースのフローズンゼリー」は、ふんわりと口どけのよいムースとひんやりゼリーを一緒に食べることで、フルーツの香りが口いっぱいに広がるフローズンゼリー。砂糖の替わりにエリスリトールやマルチトールを使用することで、一般的なゼリーと比べて糖質を約63%カットしている。「ピーチ」と「オレンジ」の2種を展開する。「ヨーグルト」は、砂糖の替わりにエリスリトールや高甘味料スクラロースを使用することで、甘味のある食べやすい味わいでありながら、1個あたりのカロリーを23kcalに抑えた。砂糖不使用でも甘いので食べやすく、低糖かつ低カロリーの健康的なヨーグルトとなっている。

[小売価格]
ジェラテリーゼ:420円(同種4個入り)
ジェラテリーゼ 樽出し生ワイン:420円(各種2個入り・1袋4個)
果実まるかじりバー:315円(同種6本入り)
ジャリジョリコーン:315円(同種4個入り)
やさしい糖質生活 ふわふわムースのフローズンゼリー:126円
やさしい糖質生活 ヨーグルト:73円
(すべて税込)
[発売日]
ジェラテリーゼ:5月24日(金)
ジェラテリーゼ 樽出し生ワイン:6月28日(金)
果実まるかじりバー:5月24日(金)
ジャリジョリコーン:5月24日(金)
やさしい糖質生活 ふわふわムースのフローズンゼリー:5月24日(金)
やさしい糖質生活 ヨーグルト:5月24日(金)

シャトレーゼhttp://www.chateraise.co.jp/