http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130425-OYT1T01364.htm
核燃料貯蔵、消費地でも…福井知事発言が波紋
全国最多の14基の原子力発電所を抱える福井県の西川一誠知事は25日の定例記者会見で、原発の使用済み核燃料について「電力消費地でも火力発電所の敷地内などでの貯蔵を真剣に考えるべきだ」と述べ、近畿地方の都市に中間貯蔵施設を設けるよう改めて求めた。
これに対し、電力消費地である関西の首長の賛否が分かれた。大阪市の橋下徹市長は記者団に対し「大阪で引き受ける必要はあると思う。ただ、安全性がわからない。基地問題と同じで専門家で議論してもらわないと」と述べ、条件付きで受け入れる可能性を示唆。一方、滋賀県の嘉田由紀子知事は「消費地は原発にしてほしいとは言っていないし、権限もない。結果として出た厄介者をどうにかしろというのは筋が違う」と受け入れに反対した。
経済産業省によると、3月末現在、全国の原発敷地内に貯蔵された使用済み核燃料は約1万4350トンで、全国の貯蔵可能量の7割弱に達している。このうち福井県内の貯蔵量は4分の1の約3550トンに上る。
(2013年4月25日22時36分 読売新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0425/OSK201304250046.html
神戸・阪神間で基準値超えも 兵庫が放射能拡散予測公表図:神戸市で甲状腺の被曝線量が最大になるケース拡大神戸市で甲状腺の被曝線量が最大になるケース
【宮武努】兵庫県は25日、福井県内の原発で福島第一原発並みの事故が発生した場合の放射性物質の拡散予測結果を公表した。気象条件によっては、原発から約100キロ離れた神戸市や阪神間でも、甲状腺の被曝(ひばく)線量が「安定ヨウ素剤の服用が必要」とされるレベルを超えると推計された。県は安定ヨウ素剤配備などの対策を検討する。
高浜、大飯、美浜、敦賀の4原発のいずれかから放射性物質の放出が6時間続いたと想定。神戸、豊岡、篠山、丹波の4地点について、1年間で最も汚染がひどくなる気象条件の日時を各原発ごとに特定し、計16ケースの被曝線量の分布を算出した。
その結果、甲状腺被曝線量の7日間の積算値が最も大きくなるのは、神戸市の場合、大飯原発が事故を起こした時の62・1ミリシーベルト。4地点の中の最大値は、高浜原発が事故を起こした時の篠山市で、167ミリシーベルトに達した。
甲状腺に放射性ヨウ素が蓄積すると、甲状腺がんが起こりやすくなる。国際原子力機関(IAEA)の判断基準では、甲状腺被曝線量が50ミリシーベルトを超えると、放射性ヨウ素の蓄積を防ぐために安定ヨウ素剤の予防的服用が必要とされる。今回算出した16ケースのいずれかでこの値を超える自治体は、神戸、西宮、宝塚、丹波、豊岡各市など県東部を中心に25市町を数えた。
兵庫県は、国の新しい原子力災害対策指針で避難計画の策定などが求められる防災対策の重点区域(原発からおおむね30キロ圏)からは外れているが、範囲外でも一定の対策が必要になるとして、昨秋から独自のシミュレーションを進めていた。原子力規制委員会が昨年発表した放射性物質の拡散予測では甲状腺被曝線量は推計されていなかった。
県防災企画局の担当者は「値の高い地域には安定ヨウ素剤の配備を検討する必要がある」と話している。
【兵庫県が公表した拡散予測のいずれかのケースで、甲状腺被曝線量が安定ヨウ素剤服用の基準値を超える自治体】
尼崎、西宮、芦屋、伊丹、宝塚、川西、神戸、明石、三田、三木、加東、小野、篠山、丹波、朝来、養父、豊岡、加古川、西脇の各市、猪名川、稲美、多可、神河、香美、播磨の各町
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20111120/1321746738
すぐ近くに北陸発電工事の寮が…
計測を終え「はやく立ち去らないとヤバイ」と感じながらバイクを運転しつつ
(なんせ国道27号沿いのコンビニやスタンドあたりで、空間1m線量を測っても、明らかに高い(多くの線源が舞い飛んでいる)のだ…連続ガガガ音も頻繁に鳴り響く。)
gaogai: 現地の歩道、ほぼ全面をスクリーニング調査しました。たしかに0.3が頻繁に見つかり、0.5近く出るときもあります…『セシウム歩道』
http://mainichi.jp/select/news/20130426k0000m030078000c.html
中仏首脳会談:原発協力強化で合意
毎日新聞 2013年04月25日 20時37分
【北京・工藤哲、パリ宮川裕章】中国の習近平(しゅうきんぺい)国家主席は25日、訪中したフランスのオランド大統領と北京で会談した。それぞれが首脳に就任して以来初の会談で、両者は原発分野などでの協力強化で合意した。
オランド大統領は北京で中国指導部と相次いで会談し、上海での両国の科学技術協力プロジェクトの開幕にも立ち会う。
◇
原発と、一般の工場の違い
・普通の工場プラントは煙を出す、有害物質も出す:フィルタリングなどで対策できる
・原発は煙すら出さない建前。でも本格停電だけで水素爆発。
・普通の工場プラントは、環境対策して数年で実用度がわかる
・原発は、水素爆発した反省で、もし新型の設備や原子炉を設計しても、水素爆発しないか判定するのに数十年以上かかる(主に震災でしか判定できないため)
・普通の工場プラント設備は、日本で設計開発できる
・原子炉は日本で設計されたものは少ないし(最近のABWRぐらい)、海外設計のものも日本製に置き換えるのは現実的ではない、また震災に本腰で対策した日本設計の原子炉や原発設備は存在しない=安全神話が最優先だったから。
ちょっとした鋳物炉やらが爆発事故したとかいっても、たいした騒ぎにならない。
以下のような「しまったー」お騒がせ苦笑レベルでは済まないのが、『絶対無敵最強』な原子炉…ちょっと停電が続くだけで、誰の手にも負えない、爆発後の汚染が半径数十kmを立ち入り禁止区域にして廃墟にさせ、汚染は100年後も健在……そこまで無敵最強なプラントはほかにない。
もし、神宮球場の電光掲示板がフリーズし、それを復旧できないと、巨大原子炉が数時間後に水素爆発するとすれば?
…人間には手に負いきれないことが、いくらでもあるということ。余裕のないぎりぎりで平常時はOKレベルでも、ちょっとコケたらもう暴れ出す…軽水炉原子炉はまだいいほうで、増殖炉になるともっと危険性が高い。
http://www.asahi.com/sports/update/0426/JJT201304250007.html
神宮球場の電光掲示板がフリーズ 1点争う延長戦に水
(25日、ヤクルト8―7広島)
11回裏のヤクルト攻撃中に、神宮球場の電光掲示板が故障した。4分の中断でも直らず、スコアボードの電光掲示がないまま試合を再開した。試合を無事終えたが、1点を争う延長戦に水を差した。
ボールカウントを指で示して試合を進めた西本球審は「試合を止めるわけにはいかない」。球場関係者は「画面がフリーズして固まってしまった。原因は不明です」と困惑しきり。2008年に電光掲示板を新装してから、初めての事態という。