先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

折りたたみシティ自転車20インチ 2号車FLYWAYで、青梅の激坂・中山通りと、八王子の和田峠と、梅の木峠の青梅側と、ノンストップ登頂


やっと、FLYWAYの仕様が固まった。
20−1.5 KENDAスリック
48−32−22T 14−34T:6s
48〜22Tなんてテレイラーだから可能な芸当。普通のディレイラーでは22T差以上は対応できない…そろそろマシニングセンターのロボットディレイラーだせよシマノw座標入力すればどこまでも変速www
あとはチェーンリンクを98まで詰めて、ロングアームのディレイラーいれると完璧。


もしかすると8s以上なら20T−36Tも実現できそうだが、こうなるともう漕いでも漕いでもちょっとフラつけば失速で足をつくよね…
でも最近はむしろ22T以上しかリリースされてないみたいだけど。


というかステアがキビキビしてるので極低速でも姿勢を立て直しやすく足をつきにくいのは低重心ミニベロのメリット。高重心で車輪質量が分散してるフルサイズではふらつくと立て直しが遅い=足をつくかコースアウト。
いわば、原付スクーターとモトクロスではどっちが一本橋は得意かという話。ニーグリップ的な身体固定さえ確立できれば原付スクーター無敵(原付二種含め)。


 ◇


青梅のミニ激坂…「中山通り」
スプリントなので力押しで行ける。22−24Tで直進制覇。
小曾木街道を青梅坂トンネルから聞修院へ北進し、商店がある十字路を左折すれば「木の葉パン」右折すると中山通り(旭が丘団地)。
ここは瞬間18%はある。あくまで住宅地なので配慮は忘れず、ダウンヒルはしないこと。(自転車通学の中学生は下り坂では降りて通るように看板も出ている)
ちなみに成木街道側からだとたいしたことない。


相模原市と八王子市の県境、「和田峠」。
神奈川県民だった頃にはじめてやってきてスクーターで通過し、案下の配水所工事でも何度かきたことがある。当時からローディをままみかけていたが…夕焼け小焼けの作詞家の故郷で、この土地の夕焼けを見ながらの作詞と言われる。
寒いので血が冷えてしまいスタミナが奪われ、そっちで泣きそうになったが(なんか風張峠の時の方が暖かかったのでラクだった)
30分で登頂。たいていは24Tでたまに34T区間あり。
スペシャライズドのローディ一台がいつのまにか追いついてきたがあちらも疲れたのか追随してくるんで、ゴール手前で34Tにして道を譲った。こっちはそのまま茶屋の手前で登山道へ左折して一服。ローディは神奈川側へ消えた。
太いタイヤのメリットはオフ対応であることと、下りコーナリングのグリップに強いこと。登山道やコーナリングダウンヒル謳歌するなら小径の太いタイヤがいい。こんどホームセンターでも売ってる1.3を試す予定だが基本的にオフクルーズなら1.5、オフクロカンなら1.75を推奨。太いほど、柔らかいほど、下りコーナーや段差に強いのは言うまでも無い。


風張林道といい和田峠といい、いくまでの山道の連続の方で疲れる。梅の木峠は近所なので体力を温存してぶつけられる。
このへんは多摩サイで平坦路をまっすぐこれる都会組が有利だ。秩父〜青梅〜八王子を南北に移動すると往復で複数の峠越えとなる。


いつも、帰路は山越えを避けていちど福生へ出てしまい、平坦路をスーパーなどへ寄りながら青梅へ行く。帰りは、だらだらとポッターして買い食いした方がいい。
きょうは往復70km程度と短かったのでそこまではせず、秋川からR411で北上した。さすがに帰りが二つ塚峠だと…都心部のローディと違って往復通らないといけないからね。


 ◇


和田峠へ向かう途中、いきなりウド鈴木が。聞けばNHKだそうだからモリゾーのやつかな。
ウドが大木に囲まれていたのでござる…


どうみてもウドちゃんです。近場だからロケ弁は無かったかなーってかファミレスとかだろうね。


後日談…12/1に放送された。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20121201/1354360735


 ◇


今日は、梅の木峠をリトライ。


最初のトライは、まだノーマルのamourだったから休み休みで時間がかかった。16kgで40-28Tでクランクも155で。
もう一ヶ月前かよ…http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120925/1348499371


今日はカスタマイズしたFLYWAYなので、余裕でノンストップクリア。11kgで最小22−34Tでクランク170…
ただしきょうは22−24T(5s)までしか使ってない。それも大半の区間は21T=4sか18t=3sだ。平地では16T=2sも少し使った。
なんせ近所なので、一日のスタミナを全部注ぎ込める。
このMTBギアセットで走行すると、梅の木峠なんてのは軍畑側でもつるつる側でも、激坂とはいえない。せいぜい「激坂練習用」の急坂だ。なんせ軍畑側なんて踊り場のスロープが多いし、激坂区間もほぼ無い。


14:20でゲートからスタート、山頂ゲートが14:55だから、35分。もし前が変速できれば余裕で30分を切れるだろう。
トップギア走行できると、激坂区間に入るとき猛ダッシュで突っ込めるからかなり時間を稼げるし体力消耗を防げるんだよ。


今は前が22Tだと14T=1sはチェーンが緩んでしまうので使えない状況。16T=2sでもたまにチェーンが歯飛びするのでトルクのかからない平地でしか使えない。ディレイラーをロングアームにしてチェーンリンクを98にしないとダメ。
前に変速機をつけると今度は、48−32−22Tなんて変な仕様に出来なくなる…おとなしく42Tでノロノロと現地へ向かう羽目に…ALVIOでも44Tだっけか…
『22Tがないと山は無理』。だってMTBが22Tつかってんだからww28Tモデルってのは緩い斜面しか無いサーキットクロカンで使うんじゃ無いかな…一瞬で終わる激坂にはそれで十分だし。


FLYWAYは中古で7000円。後付けパーツはamour用だったからタダ同然…
KHSの並行品を買えば8万円ぐらいで前変速できるけど…そこまでコストをかける価値は無いね。
ミニバイクや自作PCみたいに取付けたり外したりで遊べるのが楽しいんじゃないか。知識も手先の技術もないからおとなしくバカ高い自転車を新車で買うしか無いんだよ。
ダウンヒルしただけでチェーンが外れたり勝手に前が変速してるけど、爪先レイラーで走りながら戻しちゃう。こんな芸当、完成車じゃ楽しめない。


下りは6分で麓まで。和田峠もそのぐらい。元・奥多摩周遊ローリング最速グループの一員、筑波サーキットがよい、のライテク(ハングオフやレイトブレーキング)を駆使する。
これはローディにはまねできないし、真似するとグリップが無くて危険だから崖下に落ちるぞ。梅ヶ谷峠の下りコーナーで血まみれになってるローディがいたのは既報の通り。
…よって、吉野街道分岐のスタートゴールで50分ぐらいだった。なんかもうあっという間だったわ。


ハイスピード・ディープバンクでコーナリングしたければ、タイヤを太く、柔らかくするしかないんだよ、高圧のリジッドな細いタイヤなんて自殺行為だ。
昔のオートバイはタイヤが細くてバイアスだったからよく転倒して危険だった…今のロード自転車に近かったんだよ。端的にはカブ。
・下り
・オフ
これは太いタイヤのフォールディングモデルに軍配。
大型スポーツバイクが、下りでミニバイクで勝てないとか、モトクロスみたいに林道に入ってこれないとか、そういうのと同じパーパスの違い。
意地を張ってもしょうが無いこと。




…以上のように、和田峠の八王子側ゲートから3kmでも、梅の木峠の青梅側ゲートから4kmでも、時間は30分ほど…いかに和田峠の方が本格的な激坂区間が存在するかがわかる。下りでもおなじ6分ほどと言うことは、それだけ和田峠は勾配がきつかったり(ブレーキ要因)カーブの連続区間があったりで時間がかかると言うこと。